JR東日本は、2025年11月11日のプレスリリースで、線路等の工事作業のため、東北・上越新幹線で最終列車の繰り上げを2026年度のダイヤ改正で行うことを発表しました。これは、2024年度に最終列車が繰り上げとなった大宮駅~高崎間駅と越後湯沢駅~新潟駅に続くものです。
お客さまにより安全に安心してご利用いただける新幹線輸送を実現します
JR東日本ホームページ
東北・上越新幹線 最終列車繰り上げについて
対象区間・対象列車は?
プレスリリースにあるとおり、建設されてから年数の経っている東北新幹線 東京駅~盛岡駅間と上越新幹線 東京駅~新潟駅間の内、2024年度のダイヤ改正で最終列車を繰り上げた大宮駅~高崎間駅と越後湯沢駅~新潟駅を除く区間です。
- 東京駅~那須塩原駅 なすの281号 東京駅22:44発
- 東京駅~仙台駅 やまびこ223号 東京駅21:44発
- 東京駅~盛岡駅 やまびこ69号 東京駅20:20発
- 東京駅~越後湯沢駅 たにがわ417号 東京駅22:28発
これらの列車が20分程度繰り上げとなるようです。
終電を繰り上げる理由
JR東日本によれば、夜間に行っているレール・架線・トンネル等の工事を行うのが年々難しくなっていること及び大規模な地震等に備えるための工事が必要になっているとのことです。また、2024年度に最終列車を繰り上げた大宮駅~高崎間駅と越後湯沢駅~新潟駅間で工事の施工効率が10%向上しており同等の効果を狙う意味もあるようです。
あらたな終電は?
正確な時刻については、2026年度のダイヤ改正のプレスリリースで発表になるようです。遅らく12月12日(金)か19日(金)だと思われます。今年は、金曜日の日にちの関係でどちらになるかは当日にならないと分からないと思います。
まとめ
JR東日本は、東北新幹線(東京駅~盛岡駅)と上越新幹線(東京駅~越後湯沢駅)で最終列車の繰り上げを2026年度のダイヤ改正で行うと発表しました。詳細については不明ですが20分程度の繰り上げとなる見込みです。

