JR旅客6社は、2025年度冬季の「青春18きっぷ」の販売について2025年11月10日プレスリリースで発表しました。今回の大きな改善点は、タイトルにもあるように利用期間を繰り下げることにより1月にある成人の日を含む3連休に使用できるようになったことです。連続使用になったことで使いにくくなった「青春18きっぷ」ですが今回の判断は英断だったと思います。
「青春18きっぷ」「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」 の発売について
JR西日本ホームページ
青春18きっぷ
概要
全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席、BRT(バス高速輸送システム)およびJR西日本宮島フェリーを連続する3日間もしくは連続する5日間自由に乗り降りできます。
鉄道ファンには、説明不要なきっぷです。2024年度冬の連続使用にルールが変更されてから使いにくくなりましたが、新たに3日用が販売され多くの鉄道ファンに愛されているきっぷです。
発売期間および利用期間
- 3日用
発売期間:2025年11月28日(金)から2026年1月10日(土)まで
利用期間:2025年12月12日(金)から2026年1月12日(月・祝)まで
- 5日用
発売期間:2025年11月28日(金)から2026年1月8日(木)まで
利用期間:2025年12月12日(金)から2026年1月12日(月・祝)まで
今回、利用期間について繰り下げが行われ、成人の日を含む3連休が利用期間に組み込まれました。これに伴い、利用期間の開始が12月12日からに変更になっていますので注意が必要です。これは、利用者にとってはありがたい変更と言えるでしょう。
値段(こども同額)
- 3日間用 10,000円
- 5日間用 12,050円
値段については、変更はありません。
「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」
概要
「青春18きっぷ」と組み合わせてご利用いただくことで、本州と北海道との旅行に使うことのできるきっぷです。北海道新幹線(新青森~木古内)間と道南いさりび鉄道線(木古内~五稜郭)間が1枚
で1人片道1回利用できます。
「青春18きっぷ」で北海道と本州を行き来する際に必要となるきっぷです。他の季節ですとフェリー等で北海道へ行くこともできますが、冬の北海道は波が高いので私のように乗り物酔いする方はこちらのきっぷを使うことをお勧めします。
発売期間および利用期間
- 発売期間:2025年11月28日(金)から2026年1月12日(月・祝)
- 利用期間:2025年12月12日(金)から2026年1月12日(月・祝)
「青春18きっぷ」の変更に併せてこちらも利用期間が繰り下げとなっています。
値段(こども同額)
- 4,650円
値段的には、あまり魅力はありませんが選択肢が他にはフェリーぐらいしかありませんので北海道へ行くには必要な経費と割り切るしかないと思います。
まとめ
2025年11月10日に、2025年度の冬の「青春18きっぷ」の販売が発表されました。今回のポイントは、成人の日を含む3連休が利用期間に入るように利用期間の繰り下げが行われたことです。

