明日、2025年7月4日(金)から毎週金曜日(恐らく休日・多客期を除く)伯備線線最終列車である岡山駅23:16分発備中高梁駅行きが2つ手前の美袋駅行きに運転区間が短縮されます。代替輸送はありませんので高梁方面への利用者は、1本前の岡山駅22:18分発の新見駅行きを利用する必要があります。備中広瀬駅・備中高梁駅で下車される方は注意が必要です。
伯備線最終列車について
ダイヤ等
種別 | 岡山 | 倉敷 | 総社 | 美袋 | 備中広瀬 | 備中高梁 |
普通 | 23:16 | 23:35 | 23:46 | 23:59 | 0:05 | 0:10 |
岡山駅を最後に発車する普通列車です。網掛している部分が運休対象の区間です。この列車は、23:16分に岡山駅2番のりばからの発車となります。車両は115系D編成(3両編成)が使用されます。コロナ前は、伯備線の最終列車は115系G編成(2両編成)を使用していたこともあり大変混雑していましたが、現在は夜間の列車の利用者数が減少していることもあってそこまで乗車率は高くありません。
現在判明している運休日(7月~9月)
JR西日本のホームページおよび時刻表で確認できるのは7月~9月の期間です。
- 7月 4日(金)・11日(金)・18日(金)・25日(金)
- 8月 1日(金)・22日(金)・29日(金)
- 9月 5日(金)・12日(金)・19日(金)・26日(金)
7月~9月の期間のみ発表されていますが、10月以降も継続して運休するようです。また、お盆の時期を外しているので金曜日が休日・多客期の場合は対象外となると思われます。
運休する理由と利用者ができる対策
運休の理由
近年増加している落石・倒木に対応するための作業時間の確保のためという理由です。伯備線は、広間は特急列車「やくも」号が運行しており、夜間も貨物列車の運行があるため夜間にまとまった時間を確保するのが難しいためと説明されています。今年になって、落石・倒木事故が多く発生しておりこういった措置も仕方がないことだと思いますが、美袋駅の利用者数(1日199人 2021年度)を考えれば、事故の多い豪渓駅~備中高梁駅間で運休としてもよかったのではないかと思います。
利用者が取れる対策
列車の到着時刻が0時前であり、バスも既にありません。また、タクシーについても台数が少ないです。さらに、美袋駅の近辺に宿泊施設がないため下手をすると一晩美袋駅で過ごすことになるので高梁方面の方は、注意が必要です。
特に。運休日が金曜日であるための見に行って遅くなって列車がないという事態に陥る危険性があるので注意が必要です。本来であれば代行バスの運行が必要だと思います。
今後拡大するか
伯備線は、夜間も貨物列車が運行しているため作業時間が確保できないため将来的には対象う列車が岡山駅22時18分発新見駅行きの美袋駅以北に拡大する可能性があります。実際に保線作業を行った上での判断となるでしょうが心の隅に置いておいた方がいいでしょう。
まとめ
伯備線では、7月4日(金)以降の毎週金曜日に保線作業のために最終列車の美袋駅~備中高梁駅間で列車を運休することになりました。明日からスタートしますので利用者の方は注意が必要です。なお、美袋駅に0時ごろについても後の交通機関・宿泊施設がありませんので気を付ける必要があります。