伯備線(新見~米子間)に10月にあると思われるダイヤ修正(10月14日(火)?)で227系(Urara)は、運行を開始するのだろうか?

227系(Urara) 車両

 伯備線の新見~米子間では、227系(Urara)の試運転が行われているのが、鉄道ファンの報告により確認されています。一方で、この区間に227系を投入することについては解決すべき問題がいくつかあります。そこで、今回はその問題について考えてみたいと思います。

227系(Urara)について

227系(Urara)の現状

 当初、計画されていた101両については、既に政策を終えていますが、現時点では運行についていない車両もあります。そして、車両数は不明ですが追加の車両が現在製作されています。一部の車両は完成し、他の車両所(下関・宮原)に疎開されて運行を待っている状態となっています。

227系(Urara)投入が予想される日

 227系(Urara)については、赤穂線・伯備線(新見~米子)で試運転が行われています。JR西日本からの正式のアナウンスはありませんが、関西地区で万博ダイヤが終了することによるダイヤ修正が10月14日に行われるためこの時にあわせて岡山地区もダイヤ修正が行われるものと思われます(10月14日は火曜日であるため、土曜日の10月11日ダイヤ修正が行われる可能性もあります。)

追加投入されると予想される路線

  • 伯備線(新見~米子)

この区間で試運転がされているため、投入されることは間違いないと思います。ただし、山陰本線では目撃されていないので、松江・出雲市方面への投入はないかもしれません。また、全て227系(Urara)での置き換えではなく、一部はキハ120形で置き換えとなるかもしれません。

  • 赤穂線

 赤穂線も、試運転が行われていたため今回のダイヤ修正で一部列車が置き換えとなるでしょう。赤穂線については、227系(Urara)投入により車両が短くなる可能性がありますが、今回の記事のタイトルとは違うので今日は書きません。

伯備線(新見~米子)に227系を投入すると発生する問題

運賃の回収が困難になる

 現在、この区間はワンマン運転が行われ車内収受の方法で運賃集めています。227系(Urarar)は、ワンマン用の準備工事はしていますが運賃箱等は設置されていません。従って、運賃を回収するためには、ICOCA対応にするか新見~米子間だけ運賃箱を設置した車両を限定運用する必要があります。

 ICOCAに対応するのであれば、発表が遅すぎますので下関に疎開している車両に運賃箱を付けることで対応すると思われます。ただ、この対応だと運用を分ける必要がるので岡山地区の車両を223系と227系に統一しようとする動きからは逆行しているように感じます。

岡山駅近郊で着席できないのに乗車率が少ない状態で走っている

 昔の話になりますが、115系が投入されたとき伯備線(新見~米子)で乗車率の低い6両編成が運行していると新聞記事になったことがあります。227系(Urara)が投入され、車両が減車および座席数が少なくなることで着席できない人が多くなっている現状があります。これについても、おそらくマスコミ報道され問題になる事でしょう。

解決方法

運賃の回収

 車両をワンマン専用は考えにくいので、新見~米子間をICOCA対応するものと思われます。JR東日本が開発した移動式のSUICA改札を導入すれば短時間で設置ができると思われますのでこれを導入するのではないでしょうか。

乗車率の問題

 通勤通学時間帯のみ227系(Urara)を投入して、データイムはキハ120形を使うのではないでしょうか。そうすることによって、1両で走っていてすいているのでは仕方ないかという印象を与えることが出来ますのでニュースになったりとかは防げると思います。

まとめ

 10月にあると噂されているダイヤ修正で伯備瀬(新見~米子)にも227系(Urarra)が投入される予定です。私は、通勤通学の時間帯のみの投入で、移動式のICOCAを駅に設置することでたいおうするのではないかと考えています。

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