2025年10月14日のダイヤ改正(修正)で、227系(Urara)が伯備線の新見駅~新郷駅間でも運行されることになりました。X(旧Twitter)で新郷駅を出発する際の動画が公開されていましたが、乗客が1人しかおらず、先行きに不安を感じました。そこで、新見駅~新郷駅間の利用者の数について見てみたいと思います。
伯備線新見以北の利用者数
2021年度の利用者数のデータは、岡山県の発表している資料によると次の通りです。
リンク:874628_8317499_misc.pdf(岡山県ホームページ)
定期 | 定期外 | 計 | |
新郷 | 7 | 1 | 7 |
足立 | 3 | 0 | 4 |
備中神代 | 4 | 1 | 6 |
この列車は、新見以北の始発列車となりますが、新郷駅で1人であるとすれば、残りの2駅についても利用者は1名もしくは2名ではないかと思われます。それを考えると227系3両での運行は、輸送力が大きすぎるのではないでしょうか。実際に、私も以前に、始発の下り列車で備中神代駅ですれ違ったときにほとんど乗客がいない光景を目にしたことがあります。
来年のダイヤ改正で予想されること
新郷駅(6:52)発播州赤穂駅行き846M列車(休日運休)は、新郷駅~新見駅間の区間は、キハ120形単行に置き換えられる可能性が十分にあると思われます。新見駅で乗り換えとなるため利便性が下がりますが、227系(Urara)に置き換えた列車32本(16往復)が1両減車となったことを考えるとコスト削減として十分あり得ると思われます。
また、キハ120形は、岡山に2両転属したものの使用されていないため車両については十分に余裕があると思われます。
まとめ
2025年10月14日ダイヤ修正(改正)で、227系(Urara)3両編成となった新郷駅(6:52)発播州赤穂駅行き846M列車(休日運休)ですが、来年のダイヤ改正で新見駅で系統分離されキハ120形での運行となる可能性があります。