確率で予想するシリーズ第7弾は津山線です。津山線で注目されるのは、昨年度岡山気動車支所へ転属してきたキハ120形と新山口支所のキハ120形を使用した津山線のキハ120形運行による高速化と、夕方の上り(岡山駅→津山駅)の快速「ことぶき」の普通列車化があるかだと思います。
考えられるダイヤ改正内容(津山線)
キハ120形の追加投入による高速化 50%
津山線のキハ120形運行数を増やすことにより、列車の高速化が行われるかどうかが一つ目の注目点だと思います。亀山から転属してきた2本のキハ120形により、ダイヤ上キハ120形が増えたという話は聞きません。また、美祢線についてもBRTでの復旧がほぼ決定しましたので地元に配慮して車両を残す必要はないですので岡山地区で使用することが可能です。
一方、キハ40系からキハ120形への変更は、所要時間の短縮によるメリットの他に、車両の小型化による乗車定員の減少により混雑率が上昇するというデメリットがあります。比較的利用者の多い快速「ことぶき」をキハ120形にするには、場合によっては3両での運行が必要となるかもしれません。
さらに、姫新線のキハ47形1往復に先に投入されると思いますので、2両の転属だけであれば、姫新線の列車を置き換えて終わりという可能性も考えられます。車両の転属についても注目点の一つと言えるでしょう。
確率的には、あるかどうかはっきりとは示しにくいため50%としました。せっかくの時速95㎞の車両がもったいないですが、輸送力を落としてまで活躍させるかは現時点でははっきりしません。
岡山駅(19:37)発 快速「ことぶき」を普通列車に変更 30%
津山線のもう一つの注目点は、岡山駅(19:37)発 快速「ことぶき」の普通列車への変更があるかどうかです。この列車は、通勤利用が多いということもあり、野々口駅・建部駅には停車しています。少ないとはいえ、通過駅の利用者を拾うことも必要だと思いますので示してみました。
確率は、30%とみています。根拠としては、JR西日本が快速の通過駅の利用者ではなく利用者の多い快速停車駅の利便性を取る可能性が高いと思われことがあります。津山線は、全然乗りとおす人もそれなりにいるため、普通列車の変更すると津山駅の利用者の利便性が低下してしまうという問題があります。
まとめ
津山線では、来年のダイヤ改正で想定される変更は次の二つがあります。
- キハ120形への変更により高速化を図る
- 岡山駅(19:37)発 快速「ことぶき」を普通列車に変更
どちらも、変更されるかは何とも言えないところですが、12月のダイヤ改正の発表を見守りたいと思います。


