2024年7月25日の大雨被害により不通となってバス代行輸送を行っている陸羽東線ですが、現在は復旧に向けての工事を行っており工事は着々と進んでいるようです。JR東日本は、2025年12月24日のプレスリリースで代行バスのダイヤを変更することを発表していますのでそれについて紹介したいと思います。
JR東日本ホームページ
陸羽東線・代行バスの現状(2024〜2025)
陸羽東線 鳴子温泉〜新庄間 は、2024年7月25日の大雨による土砂流入等の被災のため、長期運休・列車により不通となっており、現在はバス代行輸送中です。この区間は輸送密度が極めて低く、JR東日本のご利用の少ない線区として輸送密度・営業係数が発表されています。ちなみに被災前の2023年度の輸送密度は次の通りです。
| 小牛田~古川 | 古川~鳴子温泉 | 鳴子温泉~最上 | 最上~新庄 | |
| 輸送密度 | 3,441 | 726 | 51 | 229 |
代行バスダイヤ改正(2026年1月16日)
快速便の運行本数の見直し
鳴子温泉~新庄駅間では、土休日の下り快速便を1便、最上~新庄駅間では、全日の上下快速便
を4便増便されます。あわせて、利用者の少ない下り3735便(快速 最上~新庄駅間)は運転が取り止めとなります。
- 改正日 2026年1月16日(金)
- 鳴子温泉~新庄駅間(停車駅 鳴子温泉駅・中山平温泉駅・赤倉温泉駅・最上駅・瀬見温泉駅・新庄駅)
- 最上~新庄駅間(停車駅 最上駅・瀬見温泉駅・新庄駅)
- 運行本数 鳴子温泉~新庄駅間 土休日 改正前: 0本/日 → 改正後:1本/日
- 最上~新庄駅間 全日 改正前:2本/日 → 改正後:5本/日
- 所要時間 鳴子温泉~新庄駅間 鳴子温泉~新庄駅間80分(各駅停車:105分)
- 最上~新庄駅間 最上~新庄駅間35分(各駅停車:70分)
時刻変更・停車駅追加について
次の2本について変更されます。
- 3721便(快速)
改正前:最上6:30発 → 新庄7:15着
改正後:最上6:30発 → 瀬見温泉6:45着 → 新庄7:05着
あらたに、瀬見温泉駅停車となり新庄到着時刻が10分早くなります。
- 732便→738便(改正後)
改正前:新庄19:30発 →各駅停車→ 最上20:40着
改正後:改正後:新庄19:30発 →各駅停車→ 最上20:40着 → 立小路20:44着 → 赤倉温泉 20:47着
最上駅~赤倉温泉駅間が区間延長されます。
堺田駅の冬期通過
2026年1月16日(金)~3月31日(火)の期間は、坪田駅を全ての代行バスは通過します。
利用状況の実態
代行バスの利用実態は極めて厳しい状況のようです(ブログやSNS等で「利用状況がヤバい」という話題も出ています)。
YouTubeなど一部乗車記では、平日昼間は乗客がほとんどいない便もあると報告されています。
そして 鉄道復帰へ
JR東日本は 2025年9月から大規模な復旧工事に着手しており、現在複数箇所の損傷個所の修復を進めている状況です。また、現段階で「鉄道運行の正式再開時期」は確定していませんが、工事進捗やダイヤ改正タイミングに合わせて順次判断していく見込みです。
現在運行されている代行バスは 列車再開までの暫定輸送手段であり、復旧後は通常列車へ移行される計画です(公式発表では「当面代行運転」としています)。
まとめ
昨年7月の大雨で不通となり、一部区間でバス代行している陸羽東線ですが2026年1月16日に代行バスの運行体系が大きく変わります。JR東日本は復旧時期が明らかになり復旧時期を発表する予定としています。ただし、陸羽東線の輸送密度は低く復旧後も厳しい時期が続くことが予想されます。

