神戸市営地下鉄は、2026年3月14日にダイヤ改正を行います。主な内容は、ホームドアの設置による所要時間の増大と利用上に応じた列車の減便となっています。また、今回の改正により西神・山手線との接続は向上します。
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神戸市営地下鉄 海岸線 2026年3月14日ダイヤ改正
ホームドア設置を見据えた停車時分見直しと減便を実施されます
実施日
2026年(令和8年)3月14日(土)始発より実施。
ダイヤ改正の背景
今回の改正は主に以下の2点を目的として行われます:
- ホームドア設置準備
海岸線各駅へのホームドア(可動式ホーム柵)導入を見据えた停車時分調整が行われます。導入後の安全性向上を図るため、運転士がドア操作・確認に必要な時間を確保する意図です。 - 利用状況に応じた運行間隔の見直し
利用実態や西神・山手線への乗り継ぎを考慮し、運行間隔が一部変更されます。
所要時間の変化(増加)
ホームドア設置を想定した停車時間の見直しにより、所要時間が延びる区間が発生します。例えば:
| 区間 | 現行 | 改正後 |
|---|---|---|
| 新長田 → 三宮・花時計前 | 約15分 | 約16分 |
→ 全体的に概ね1分程度の所要時間延長が生じる見込みです。
減便/運行間隔の変更
平日・土休日の運行間隔(主な変更)
| 時間帯 | 現行 | 改正後 |
|---|---|---|
| 朝ラッシュ(平日のみ) | 約6分間隔 | 変更なし |
| 昼間 | 10分間隔 | 15分間隔へ減便 |
| 夕ラッシュ(平日のみ) | 約7分30秒 | 変更なし |
| 早朝・深夜 | 約15分間隔 | 約20分間隔へ減便 |
→ 日中の運行間隔が10分から15分へと減便傾向になり、待ち時間が長くなります。
利便性への影響
・安全性向上
ホームドア導入準備による停車時間調整は、将来的な安全性強化につながります。
・日中の利便性低下
昼間時間帯の本数が減り、15分間隔になることで、待ち時間が増加します。都心地下鉄としては珍しい間隔で、利用者の利便性低下が懸念されています。
・全体として所要時間は微増
ホームドア対応による停車時間延長で所要時間が約1分増える例もあり、利用者の体感時間がやや長くなる可能性があります。
まとめ
・「安全性を高めるための投資と合理化の折衷」
神戸市営地下鉄海岸線の令和8年3月ダイヤ改正は、ホームドア導入に伴う停車時分見直しと、利用実態を反映した昼間時間帯の本数削減が大きな特徴となっています。安全性向上の準備は歓迎できるものの、日中の減便と所要時間微増は利用者視点では負担感が残る内容と言えます。沿線需要の低さという構造的課題とも絡んでおり、今後の利用促進策とのバランスが問われそうです。

