伊予鉄道運賃値上げ(2026年4月1日) 初乗り料金が鉄道250円・バス270円に

道後温泉駅 運賃値上げ

愛媛県で鉄道およびバス事業を行っている伊予鉄道は、2026年4月1日から路面電車・郊外電車・バスの運賃値上げを行います。路面電車は20円値上げとなり250円・鉄道については20円~30円の値上げ・バスについては20円~60円の値上げとなっています。これにより路面電車・鉄道の初乗り料金は250円、バスについては270円となります。キャッシュレス決済の場合は20円引きとなります。

郊外・市内電車および路線バスの運賃改定について(4/1~) | 伊予鉄

伊予鉄道ホームページ

鉄道・軌道(郊外電車・市内電車)

鉄道・市内電車では、これまで230円だった初乗り運賃が250円に改定されます。
市内電車はこれまでと同様に均一運賃制を維持しつつ、現金利用時の負担が増える形となります。また、郊外電車についても距離に応じた対キロ運賃が見直され、区間によっては20円~30円程度の値上げとなります。

一方で、全国交通系ICカード(モバイル含む)や「みきゃんアプリ」を利用した場合の20円割引制度は継続されるため、キャッシュレス利用者にとっては実質的な値上げ幅が抑えられます。日常的に通勤・通学で利用している人ほど、ICカード利用のメリットが大きい改定と言えそうです。

一般路線バス

一般路線バスでは、初乗り運賃が250円から270円に引き上げられます。こちらも鉄道と同様に一律20円の値上げですが、距離区間によっては最大で60円程度の改定となる区間もあります。
バスについてもICカードやアプリ決済による20円割引が適用されるため、現金利用との差がより明確になります。

値上げの背景

伊予鉄道グループは、今回の運賃改定について

  • エネルギー価格や物価の高騰
  • 車両・設備の維持更新費用の増加
  • 運転士・整備士など人材確保と安全投資

といった要因を挙げています。地方都市の交通事業者にとっては厳しい経営環境が続いており、安全・安定輸送を維持するための値上げという位置づけです。

利用者目線での注目点

今回の改定で注目したいのは、

  • 鉄道・バスともに値上げ幅が分かりやすい一律20円中心
  • キャッシュレス利用で実質据え置き感がある点
  • 市内電車の均一運賃は維持され、観光利用への影響は限定的

といった点です。特に松山市内観光で市内電車を利用する観光客にとっては、ICカード利用で250円→230円相当となり、心理的なハードルはそれほど高くなさそうです。

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