JR東日本は2026年4月12日(日)、観光用ハイブリッド気動車 JR東日本HB-E300系を使用した臨時快速列車リゾートビュー諏訪湖 を、長野駅~富士見駅 間で運行すると発表しました。この列車は、人気観光列車「リゾートビューふるさと」と同形式のHB-E300系を使用し、善光寺平・姨捨の棚田・諏訪湖・八ヶ岳山麓という、信州屈指の車窓ルートを一日で楽しめるのが最大の魅力です。
臨時快速列車「リゾートビュー諏訪湖」 リニューアルして運行します!
JR東日本ホームページ
HB-E300系が“観光列車向き”な理由
HB-E300系は、ディーゼルエンジンと蓄電池を組み合わせたハイブリッドシステムを採用。
単なる省エネ車両ではなく、観光列車として以下の点が評価されています。
- エンジン音が抑えられ、車内が非常に静か
- 大型窓を多用し、車窓重視の設計
- 観光列車専用の内装・座席配置
特に、姨捨付近のスイッチバックや諏訪湖沿いでは、
「音が静か=景色に集中できる」というハイブリッド車ならではの価値を実感できそうです。
停車時間を“観光時間”に変える仕掛け
今回の「リゾートビュー諏訪湖」は、単なる移動手段ではありません。
下諏訪駅では途中下車OK
下諏訪駅では停車時間を長めに確保。
改札外に出て、
- 諏訪大社下社秋宮
alt="諏訪大社下社秋宮神楽殿" class="wp-image-4076"/>- 中山道・下諏訪宿
alt="下諏訪の街並み" class="wp-image-4077"/>などを短時間ながら散策できます。
「列車旅なのに、途中で町歩きができる」のは、
観光列車ならではの演出と言えるでしょう。
上諏訪駅では“鉄道ファン向け特典”も
上諏訪駅構内の対象店舗では、
当日の乗車券を提示するとオリジナルデザインの缶バッジをプレゼント。
このあたりは、
- 観光客
- 鉄道ファン
- 記念グッズ好き
のツボをきちんと押さえた企画です。
終点・富士見駅では地域一体型イベント
復路出発前の富士見駅前では、
キッチンカーや地元物産販売などのミニマルシェを実施予定。
八ヶ岳山麓エリアは、
「クルマがないと行きづらい」イメージも強いですが、
今回の列車は鉄道だけで完結する観光動線を提示している点も注目です。
指定席制で“ゆったり確実に乗れる”
- 全車指定席(禁煙)
- 指定席料金:大人840円/こども420円
- 乗車日の1か月前から発売
自由席の混雑を気にせず、
「確実に座って景色を楽しむ」ことができるのは、
長距離観光列車として大きなメリットです。
注目ポイント
この列車、実はこんな見方もできます。
- HB-E300系の運用バリエーション拡大
- 「リゾートビューふるさと」以外の愛称運行は貴重
- 将来的な観光列車の多目的運用モデルの実証実験的側面
1日限りの運行とはいえ、
「HB-E300系=特定路線専用」という固定概念を崩す事例としても、
鉄道ファン的には見逃せない運行です。
まとめ
春の信州を、
静かで快適なハイブリッド観光列車で一気に横断する一日。
「リゾートビュー諏訪湖」は、
観光・鉄道・地域活性をバランスよく詰め込んだ、
JR東日本らしい“完成度の高い臨時列車”と言えそうです。

