2026年3月14日ダイヤ改正 岡山地区について思ったこと

岡山駅 JR西日本

JR西日本は、2026年3月14日にダイヤ改正を行いました。その中で、岡山地区の改正内容について思ったことを書いてみたいと思います。なお、時刻等の細かい内容についてはこの記事では取り扱いは行いませんので、該当の記事について見ていただきたいと思います。

115系G編成の引退と227系H編成新郷以北へ進出

 今回のダイヤ改正で、車両としては40年以上活躍した115系G編成が引退しました。この車両は、私が子供のころから岡山地区で走っていた車両でとても寂しいものがあります。さて。残りのA編成とD編成についても福塩線の227系対応次第で置き換えが進んで行くものと思われます。岡山地区に投入された227系も40年程度は使用されると思われるので今後は岡山地区の新しい顔として活躍していくことになるでしょう。もっとも、鉄道業界を含む旅客輸送業に大きな変化が起こらなければという前提ではありますが・・・。

宇野線のコロナ減便からの復便と赤穂線の試験増便

 新型コロナの影響により減便されていた宇野線(茶屋町駅~宇野駅)・赤穂線(西大寺駅~長船駅)については、期間限定の臨時列車という形ではありますが宇野線・赤穂線ともに2往復の復便が2026年6月まで設定されています。

 宇野線については、2025年度のダイヤ改正で瀬戸内国際芸術祭による需要増のため茶屋町駅~宇野駅間で3か月ごとの毎日運転の臨時列車扱いで2往復の運行が設定されました。幸いにも利用者が多かったため瀬戸内国際芸術祭終了後も3か月ごとに期間が延長され2026年度も同様の扱いとなっています。鉄道を日常の交通手段として利用するためには、1時間あたり1本は最低限必要なレベルと思われますのでこのダイヤについては評価したいと思います。

 赤穂線については、2026年度のダイヤ改正で区間短縮となった西大寺駅~長船駅区間の試験増便という形で2往復の復便となっています。今回の増便については、瀬戸内市の協力・二次交通の充実といった地元の協力もある中で行われており利用の増加次第では、30分に1本という日常利用の面で利用しやすい交通手段として未来に残していけるチャンスだと思います。

 また、他の路線についてもこの二つの路線で結果が出れば復便の可能性についても検討される可能性が出てくるように思います。JR西日本は、国鉄と違い営利企業ですので増便を待っているだけでは実現する可能性は低いと思いますので、瀬戸内市の取り組みのように沿線からのアピールも必要だと考えます。

 今回の試験増便について、来年度のダイヤ改正まで継続され2027年度以降も続くことと他の減便路線にも広がっていくとを希望します。

赤字ローカル線について

 岡山地区には、輸送密度が4桁以上ある県南の路線に対し、輸送密度が2桁・3桁の中後山地沿いの赤字ローカル線もあります。現在、存廃議論が進んでいるのは芸備線(備中神代駅~備後庄原駅)だけですが、姫新線・因美線についてもいつ話し合いが始まっても不思議ではない状態にあります。

 まず、芸備線ですが2026年度はバスでの実証実験が行われる予定となっています。また、再構築協議会の期限の3年を2027年1月12日に迎えることもあり今年度は、ある程度の将来像が見えてくる1年となると思います。鉄道ファンの立場から言えば、芸備線が廃線となる事は寂しいものがありますが、公共交通は本来利用する人のためにあるということから考えれば、地元の人たちにとってより利用しやすいものにするのが正しい姿だと思います。なので、私は鉄道であろうとバスであろうと形はどうあったもいいと思います。きちっとした検討を行い利用しやすい形での決着をしてほしいです。

 次に、残りの二つの路線ですが、芸備線の決着がつけば次は姫新線・因美線の番だと思います。姫新線については津山駅~中国勝山駅間については大丈夫だと思いますが、残りの区間上月駅~津山駅・中国勝山駅~新見駅については厳しいものがあると思います。この二つの路線ですが、将来のあるべき姿を見つけるためにそろそろ準備段階に入る必要があると私は思います。実際にJR西日本が突然廃止届を出すことはないでしょうが、もしそうなったとしても対応できるような準備を今からしておかないといけないのではないでしょうか。

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