「日本一経営が厳しい鉄道」として、逆境を逆手に取った発信で全国的な知名度を持つ銚子電気鉄道。その銚子電鉄が自ら名乗る異名が、「犬吠崖っぷちライン」。そんな“崖っぷち”を象徴する終点駅、**外川駅**で、また一つ時代の節目を迎えることになりました。
銚子電鉄ホームページ
2026年3月14日から「駅窓口」が休止
銚子電鉄の発表によると、外川駅では
2026年3月14日(土)をもって駅窓口および売店の営業を当面休止します。
- 窓口での乗車券販売
- 駅構内売店での物販
これらがすべて休止対象となります。
列車の運行自体はこれまで通りで、
駅が使えなくなるわけではありませんが、
“終点の有人駅”という姿は一旦見納めとなります。
「終点駅の窓口休止」が持つ意味
alt="銚子電鉄 外川駅駅名標" class="wp-image-4132"/>外川駅は、単なる終着点ではありません。
- レトロな木造駅舎
- 観光客が写真を撮る「銚電の顔」
- 駅員さんとの何気ない会話
こうした**“人の気配”そのものが観光資源**でもありました。
その窓口が休止されるというのは、
地方私鉄が直面する現実を、静かに突きつける出来事とも言えます。
それでも銚子電鉄は「終わらない」
alt="銚子電鉄のぬれ煎餅" class="wp-image-4133"/>一方で、銚子電鉄は
「窓口休止=衰退」だけの鉄道ではありません。
- ぬれ煎餅販売で経営危機を乗り越え
- ネーミングセンス全開の企画列車
- “崖っぷち”を笑いに変える情報発信
他の地方鉄道とは一線を画す生存戦略を続けてきました。
今回の窓口休止も、
**限られた人員・コストを守るための“現実的な選択”**と見ることができます。
外川駅を訪れるなら「今」が一つの区切り
もし、
- 外川駅の窓口できっぷを買ったことがある
- 駅員さんと会話した思い出がある
- あの終点らしい空気感が好き
そんな方は、
「有人だった外川駅」を記憶に残す最後のタイミングかもしれません。
まとめ
- 終点駅の窓口休止は、地方鉄道では珍しくない時代
- それでも銚子電鉄は“終わる鉄道”ではない
- 「犬吠崖っぷちライン」という名前が、また一段リアルになる出来事
崖っぷちでも、走り続ける。
それが銚子電鉄らしさなのかもしれません。

