JR福塩線・井原線 神辺駅西口ロータリーの整備が完了!北部循環線の路線バス実証運行がスタート

井原鉄道(神辺駅) 路線バス

広島県福山市JR福塩線井原鉄道井原線が乗り入れる神辺駅で、西口ロータリーの整備が完了しました。

この神辺駅西口を発着点として、福山市北部を循環する新たな路線バス「北部循環線」の実証運行も2026年8月1日から始まっています。

鉄道と路線バスを組み合わせて、買い物や通院などの移動を便利にすることを目指した取り組みです。

北部エリアを循環する路線バスの実証事業を実施します

福山市ホームページ

神辺駅西口ロータリーの整備が完了

神辺駅は、JR福塩線と井原鉄道井原線が接続する駅です。

JR福塩線では福山方面と府中方面を結ぶ列車が発着するほか、井原線では神辺駅から井原・総社方面へ向かう列車を利用できます。

今回整備されたのが神辺駅の西口です。

福山市では2026年7月に神辺駅西口が完成することに合わせて、新たな路線バスを西口発着とする計画を進めていました。

新しいロータリーをバスの発着拠点として活用することで、鉄道からバスへ乗り換えて福山市北部の各地域へ移動できる交通ネットワークの構築を目指しています。

神辺駅西口から「北部循環線」を運行

今回スタートしたのが「北部循環線」です。

福山市によると、買い物や通院などを目的とした移動をしやすくするため、神辺駅西口を発着点とする新たな路線バスを運行します。

北部循環線は、

神辺駅西口 → 王子 → フジグラン前 → 中国中央病院 → 平成大学西 → 岩成橋南詰 → 万能倉駅北 → 駅家駅北 → 駅家町 → 駅家公園南 → ビッグローズ前

などを経由し、再び神辺駅西口へ戻る循環ルートです。

途中には病院や商業施設などもあり、鉄道駅と日常生活に必要な施設を結ぶ役割も期待されます。

平日は神辺駅西口を9時15分から16時45分まで、1時間間隔を基本として運行。

神辺駅西口を出発したバスは、各停留所を経由して神辺駅西口へ戻ります。

休日は運行本数が少なく、神辺駅西口を9時15分、11時15分、13時45分、15時45分に発車します。

なお、道路状況によって遅延する場合があるほか、今後運行内容が変更される場合もあります。

9月30日までは運賃無料

北部循環線では、実証運行開始から2026年9月30日まで運賃が無料となっています。

10月1日以降は有料となる予定ですが、記事執筆時点では具体的な運賃について国や関係機関との調整中となっています。

これから神辺駅周辺や福山市北部へ出かける場合には、9月末まで無料で利用できることも覚えておきたいところです。

鉄道で神辺駅まで移動し、そこから北部循環線を利用するという使い方もできます。

実証運行は12月31日まで

北部循環線の実証運行期間は、2026年8月1日から12月31日までです。

ただし、福山市では2027年1月以降も暫定運行を行う予定としています。

暫定運行の期間中に運行上の課題を改善しながら利用の定着を図り、利用状況から継続運行が可能と判断された場合には、本格運行を開始する予定です。

つまり、今回の実証運行は単なる期間限定のバス運行ではなく、今後の神辺駅周辺や福山市北部の公共交通を考えるための重要な取り組みとなります。

利用者がどの程度増えるのか、また鉄道との乗り継ぎがどの程度利用されるのかも注目されます。

10月からは井笠バスカンパニーが運行

運行会社も途中で変更されます。

2026年8月・9月は中国バスが運行を担当し、10月以降は井笠バスカンパニーが運行を担当する予定です。

神辺駅は井原鉄道の起点駅でもあるため、井原線を利用して神辺駅まで来た人にとっても、駅から先の移動手段が増えることになります。

これまで鉄道だけでは移動しにくかった場所へ路線バスでアクセスできるようになれば、神辺駅を交通結節点として活用する機会も増えそうです。

バス路線の愛称も募集

今回の実証運行では、利用状況を把握するためのアンケート調査も実施されます。

さらに、北部循環線の愛称も募集されています。

応募された名称の中からバス共創プラットフォームが愛称を決定する予定で、決定時期は12月ごろとされています。

利用する人が増えれば、単なる実証実験ではなく、神辺駅を中心とした地域交通の新しい柱になる可能性もあります。

神辺駅を中心とした公共交通の変化に注目

今回の神辺駅西口ロータリーの整備と北部循環線の実証運行は、鉄道駅を単独で利用するのではなく、路線バスと組み合わせて地域全体の移動を便利にする取り組みです。

JR福塩線や井原鉄道井原線を利用して神辺駅へ向かい、そこからバスに乗り換えることで、駅から離れた地域への移動もしやすくなります。

特に買い物や通院など、日常生活に欠かせない移動手段としてどのように定着するのかが注目されます。

まずは9月30日まで無料で利用できる北部循環線を実際に利用してみるのもよさそうです。

神辺駅西口ロータリーの整備をきっかけに、神辺駅が福塩線・井原線と路線バスをつなぐ交通拠点として、さらに活用されていくことに期待したいところです。

※北部循環線の運行時刻・運賃・運行内容などは変更される場合があります。利用する際は福山市の最新情報をご確認ください。

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