福岡市の博多駅と橋本駅を結ぶ七隈線ですが2023年3月に、それまでの天神南駅~橋本駅までの区間から博多駅~橋本駅に路線を延長しました。これにより今まで以上の利用客が集中することになり乗車率も130%と大変高い数字となっています。そこで、現在路線の延長および車両の増結について調査が行われています。
福岡市営地下鉄七隈線について
福岡市営地下鉄ホームページより引用 alt="" class="wp-image-1676"/>
概略
もともと福岡市駅地下鉄七隈線は、天神南駅~橋本駅を結ぶ路線でしたが2023年3月に博多駅~天神南駅間が開業し、福岡市営地下鉄空港線と繋がりました。これにより、利用者が大きく増加し混雑率は130%となり現行の4両編成での対応が困難になっています。
- 始発駅 橋本駅
- 終着駅 博多駅
- 駅数 18
- 路線距離 13.6㎞
- 電化方式 1,500V 直流
- 軌間 1,435mm(標準軌)
- 最高速度 時速70㎞
延伸について
七隈線は、現在二つの路線延長案があります。
- 博多駅~福岡国際線ターミナル
こちらは、現在バスでしかアクセスできない国際線ターミナルへと博多駅から接続する路線です。これにより、国内線・国際線両方に博多駅からのアクセスが可能になり福岡空港の地位向上へとつながることが期待されています。
- 橋本駅~姪浜駅
この路線は、現在人口が増加している橋本駅と姪浜駅とを結ぶ路線です。この路線が完成することによりバスでアクセスしていた利用者が輸送力の大きな地下鉄利用となり利便性の向上へとつながることが期待されます。
その他輸送改善について
以下の内容について検討されます。
- 車両数を4両→6両へ増結
- ホーム・ホームドアの改修
- 留置線の延長
- 電力・信号設備の対応
延伸と併せて4つの事業について検討されます。これらは、七隈線のさらなる利用者の増大に対応するために行われます。これにより福岡市の公共交通の利便性の向上を図るものです。
まとめ
福岡市は、福岡市駅地下鉄七隈線について博多駅~福岡国際線ターミナルと橋本駅~姪浜駅の延長を検討し、併せて車両数を4両から6両へと増車することも行う予定です。これにより福岡市営地下鉄七隈線の地位は向上することでしょう。
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