真岡鐵道では、2026年10月25日(日)に開催される「SLフェスタ2026」の一環として、国鉄・JR時代に真岡線を走ったキハ20形気動車「キハ20 247」の乗車体験を実施します。
キハ20 247は、1988年4月10日のJR真岡線最終列車を担当した車両です。
今回は真岡駅構内の側線を2往復する乗車体験となっており、昔の真岡線を体験できるイベントになっています。
SL フェスタ2026 一般参加型企画
真岡鐵道ホームページ
~昔の真岡線に乗ってみよう~ キハ20タイムスリップ乗車体験
国鉄・JR時代の真岡線を走ったキハ20 247
今回乗車できる「キハ20 247」は、1959年に東急車輛で製造された国鉄一般形気動車です。
和歌山機関区、奈良機関区を経て、1980年に水戸機関区真岡機関支区へ転属しました。
その後、1988年4月10日のJR真岡線最終列車を担当。
真岡駅構内で静態保存されていましたが、真岡鐵道社員有志によって修復され、2024年から動態保存されています。
今回の乗車体験では、このキハ20 247に実際に乗車して、昔の真岡線の雰囲気を楽しむことができます。
真岡駅構内をキハ20が2往復
alt="真岡駅改札" class="wp-image-16935"/>乗車体験は2026年10月25日(日)に開催されます。
時間は次の5回です。
- 10:30~11:05
- 11:30~12:05
- 12:30~13:05
- 13:30~14:05
- 14:30~15:05
乗車体験そのものは15分で、乗車・降車時間を含めて1回35分となっています。
運行区間は真岡駅西側の側線、下り5番線で、約160mの区間を2往復します。
車内では、真岡線やキハ20についての案内放送も行われます。
また、キハ20の車内に設置されている「栓抜き」を使って、瓶ジュースの栓抜き体験もできます。
瓶ジュースは別売りで、オレンジジュース(200ml)が1本200円となる予定です。
車内にも「昔の鉄道」を感じる設備
今回のキハ20 247の写真を見ると、車内には昔の気動車らしい設備が残されています。
その一つが灰皿です。
現在の鉄道車両ではほとんど見ることがなくなった設備ですが、私はたばこは吸いませんがかつては列車内で喫煙できる時代があり、灰皿が車内設備として設けられていました。
alt="国鉄時代の列車の灰皿(イメージ)" class="wp-image-16932"/>もう一つが栓抜きです。
栓抜きは写真では確認できませんが、今回の乗車体験では、この栓抜きを実際に使って瓶ジュースの栓を抜く体験も予定されています。
alt="鉄道車内の栓抜き(イメージ)" class="wp-image-16933"/>栓抜きで瓶ジュースを開ける体験は、今ではなかなか味わえないものです。もし冷凍みかんがあれば、さらに昔の列車旅の雰囲気を感じられそうだと思いました。
こうした設備を見ると、キハ20が単なる「古い車両」ではなく、国鉄時代の列車の雰囲気を今に伝える車両であることを実感します。
キハ20に乗車するときは、走る姿だけでなく、こうした車内の設備にも注目してみたいところです。
乗車体験は1人1,000円
一般参加型の乗車体験は1人1,000円です。
各回40組で、座席は自由席となります。
1名につき小学生以下の子ども2名まで同乗できます。
さらに、乗務員室添乗体験も用意されています。
こちらは各回1組限定で、料金は5,000円。
運転士に同行し、運転室右側の助士側に立席で乗車できます。
終了後には、乗務員室添乗体験の記念品も用意されます。
乗車体験は当日受付
今回の一般参加型乗車体験は、事前予約ではなく当日受付です。
受付場所は、真岡駅西口の見学通路入口。
SLフェスタ2026の会場となる真岡駅東口とは反対側になるので注意が必要です。
受付は9:00から開始。
希望する乗車時間を伝えて料金を支払うと、「乗車体験整理券」と「キハ20 247構内乗車券」が渡されます。
料金の支払いは現金のみとなっています。
10月25日には水島臨海鉄道でもキハ20形が走ります
岡山県の水島臨海鉄道にも、キハ20形があります。
現在は車両番号がキハ205となっていますが、もともとはJR四国高知気動車区に所属していたキハ20 321です。
10月25日には、岡山県内の水島臨海鉄道でもキハ205の体験乗車が予定されています。
私も以前キハ205に乗車したことがありますが、同じキハ20形でも、車両が歩んできた歴史や現在の姿にはそれぞれ違いがあります。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
JRE MALLの事前予約プランも登場
10月25日のキハ20乗車体験については、当日受付だけでなく、JRE MALLによるインターネット事前予約制の乗車体験企画も設定されています。
真岡鐵道は9月28日に、JRE MALLの事前予約プランを追加したことを発表しています。
当日受付で参加する方法と、事前予約する方法の2つが用意されることになりました。
「昔の真岡線」を体験できるイベント
現在の真岡鐵道といえば「SLもおか」が有名ですが、今回のイベントでは蒸気機関車とは違う、国鉄時代のローカル線を感じられそうです。
特にキハ20 247は、1988年のJR真岡線最終列車を担当した車両。
その車両が約160mの側線を往復するということで、実際に真岡線を走っていた時代を思い浮かべながら乗車できるイベントになっています。
真岡鐵道では「SLフェスタ2026」の開催に合わせて、キハ20関連商品の特設物販も10:00~15:00に実施する予定です。
SLだけではなく、国鉄型気動車にも注目してみたいイベントですね。


