JR西日本ダイヤ改正2026北陸地区 北陸新幹線の所要時間短縮と氷見線の減便 

北陸新幹線W7系 ダイヤ改正2026

 JR西日本の2026年3月14日のダイヤ改正により、北陸地区は東京駅から北陸地区への所要時間の短縮と氷見線の減便が大きな内容となります。氷見線の減便については、あいの風とやま鉄道への氷見線の移管の準備に伴うもので2026年度中で行われます。なお、2027年度・2028年度は城端線で行われることが以前に報道されています。

2026 年春ダイヤ改正について

JR西日本ホームページ

北陸新幹線

東京からの所要時間の短縮

 今回のダイヤ改正で北陸地方と東京駅との間の所要時間が短縮されます。具体的には以下の通りです(最速列車「かがやき503号」)。

区間列車名改正後改正前短縮時間
東京~富山かがやき503号2時間04分2時間05分1分
東京~金沢2時間24分2時間25分1分
東京~福井2時間49分2時間51分2分
東京~敦賀3時間6分3時間8分2分

 これにより過去最速での北陸地方への到達となります。

東京駅発最終列「かがやき517号」の出発時間を4分繰り下げて20時発に

 現在、東京駅19:56発の敦賀行き「かがやき517号」の出発時間が東京駅20:00発に4分繰り下がります。これにより東京での滞在時間が4分拡大します。なお、加賀温泉駅・芦原温泉駅へは金沢駅・小松駅で「つるぎ61号」に乗り換えとなります。

臨時「かがやき541号」の運転

 東京駅を15:48分に出発する臨時の「かがやき541号」を利用の多い週末を中心に設定されます。これにより、東京駅15時台の「はくたか」「かがやき」は1時間に2本となります。

列車名東京富山金沢福井敦賀
はくたか56915:2417:5618:2018:5619:18
かがやき54115:4818:0418:25
かがやき51116:2418:3218:5219:1919:37

「サンダーバード93号」「つるぎ94号」の運転

 大阪駅と北陸をつなぐ「サンダーバード93号」「つるぎ94号」が臨時列車として大阪駅19時台に運転されます。運転日については後日発表となっています。

列車名大阪敦賀列車名敦賀金沢富山
サンダーバード4519:1020:33つるぎ4620:4321:4022:05
サンダーバード9319:5421:18つるぎ9421:2722:0722:32
サンダーバード4720:0721:33つるぎ4821:4222:3923:04

臨時「つるぎ91号」運転

 富山駅を21:07分に発車する臨時「つるぎ91号」を運転します。これにより金沢駅を21時台に出発する福井方面行きの列車が誕生します。平日は毎日運転の予定です。

列車名富山金沢福井敦賀
つるぎ9121:0721:3222:0722:28

在来線

七尾線

 朝の時間帯に設定されている特急列車「能登かがり火2号」の接続列車が「はくたか556号」から「かがやき504号」に変更されます。これにより、七尾駅と東京駅の所要時間が43分短縮され3時間31分となります。また、今回のダイヤ改正から「能登かがり火2号」は、津端駅を通過します。

列車名能登かがり火2号はくたか556号
駅名七尾津幡金沢金沢東京所要時間
改正前7:067:568:058:1811:204時間14分
列車名能登かがり火2号かがやき504号
駅名七尾津幡金沢金沢東京所要時間
改正後7:068:028:1010:373時間31分

城端線・氷見線

 城端線・氷見線では、あいの風とやま鉄道への移管の準備のための工事を行うため、昼間時間帯および夜間に集中して工事を行うこととなっています。2026年度は氷見線で夜間の時間帯に工事を行うことになっており最終列車の繰り上げによる減便が行われます。なお、城端線は2027年度・2028年度に行われます。

  • 氷見線
高岡駅→氷見駅
時刻
1941
2054
21
2215
氷見駅→高岡駅
時刻
1935
2017
2129
2249
  • 城端線
高岡駅→城端駅
時刻
1944
2022
2151
22
235
城端駅→高岡駅
時刻
1923
2018
2119
2228

 減便・最終列車の繰り上げは、氷見線が対象です。

 また、氷見線・城端線では、2026年3月14日より「ICOCA」が利用可能になります。

北陸本線

 北陸新幹線敦賀開業の際に「しらさぎ」から降格となった快速列車の運転が今回のダイヤ改正で終了します。

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