JR北海道は、2026年1月13日のプレスリリースで駅で乗車券を買わずに乗れる「釧網線スマホ乗車券」を1月26日(月)から販売すると発表しました。しかしながら、このきっぷには割引がなく個人情報を提供する必要があり少し微妙なきっぷとなっています。先日の特別快速「大雪」のシート改善についでもう少し頑張ってほしい内容となっています。
JR北海道ホームページ
「釧網線スマホ乗車券」概要
発売開始日:2026年1月26日(月)〜
対象発駅:
- 知床斜里駅
- 摩周駅
- 標茶駅
到着可能駅:網走〜東釧路間全駅および釧路駅
有効期間:購入当日限りの片道1回利用
支払方法:クレジットカードのみ
表示したスマホ画面を車内係員に提示して利用します。途中下車は不可(100 km超でも途中下車不可)。また、利用客の多い釧路駅は、到着のみ利用可能となっており釧路駅からのきっぷは設定されていません。
このスマホ乗車券は営業キロに応じた通常運賃と同額の価格設定で、企画乗車券扱いです。観光客がターゲットのきっぷであれば、フリーきっぷ形式の方がよかったような気がします。
メリット
・窓口に立ち寄る必要がなくなる
・ 紙の切符を失くす心配なし
・ 多言語対応(日本語・英語・韓国語・中国語など)
スマホだけで購入・利用でき、観光利用にも便利です。好きな時に購入できるのはこのきっぷの大きなメリットだと思います。
デメリット
割引が一切ない
- 運賃は通常運賃と同額で、割引・おトク感がありません。
少しでもで良いので割引か、フリーきっぷ形式の販売の方がよかったような気がします。
区間が限定的/片道のみ
- 発駅が3駅に限られるうえ、有効期間も当日限り片道1回だけ。
乗り放題ではないため、道東周遊旅よりは地元の利用者に向けてのきっぷのような感じがしました。また、釧路駅は釧網本線の駅ではありませんが利用客の利便性を考えると釧路駅からの設定もある方がいいと感じました。
途中下車不可
- 途中下車できない仕様は、観光で各駅停車しながら巡りたい旅には不向きです。
この点も、観光客向けではなく地元の利用者向けの感じがします。
まとめ
観光客には便利
窓口不要でスマホだけで買えるのは、雪季の観光利用を考えると大きなメリット。ただ、割引がないのであまり利用されないかもしれません。
“おトク感”は弱い
割引がないため、往復利用や長距離移動をする際には、他のおトクきっぷ(例:フリーパスや青春18きっぷなど)と比べるとコスパが良いとは言いづらいです。


