JR東日本のプレスリリースによると、久留里線(木更津駅~久留里駅)で2027年春から「Suica」の使用が可能になるとのことです。なお、車載型の機械ではなく駅に設置されるタイプが使用されるようです。これにより久留里線内からの鉄道の利用について利便性の向上が期待されます。一方で、久留里駅~上総亀山駅までの間についてはバス転換が発表されました。
「JR久留里線の廃止予定区間における代替交通の費用負担等に関する基本合意書」の締結について
JR東日本ホームページ
Suica導入 〜 利便性向上の動き(2027年春予定)
- JR東日本千葉支社は 2027年春 から、久留里線の 木更津〜久留里間(久留里駅まで)でSuica利用が可能になると発表しました。
- この区間内の駅(祇園〜久留里など)に「簡易Suica改札機」が設置され、Suica対応が進みます。
- ただし、Suica未対応の 久留里〜上総亀山の末端区間3駅(平山・上総松丘・上総亀山) は現時点で導入対象外です。
→ 利用者にとっては、Suicaが使える範囲が大きく広がり、木更津〜久留里駅までの利用が格段に便利になります。
末端区間(久留里〜上総亀山)の廃止へ
廃止計画の概要
- JR東日本は、久留里線の 久留里駅〜上総亀山駅間(約9.6km)について2025年度中に鉄道事業の廃止を届け出ると発表しました。
- 廃止予定日は 2027年4月1日 の見込みです。
背景・理由
- この末端区間は乗客数が非常に少なく、2021年度の平均通過人員がわずか 約55人 と、JR東日本発足時(1987年度)に比べて 90%以上も減少しているなど深刻な利用低迷が続いています。
- 「大量輸送のメリットが薄い」「地域の総合交通体系の見直しが必要」と判断され、バス等中心の新たな交通体系に転換する計画が進められています。
廃止後の対応
- 末端区間の代替交通として、バス運行計画も進んでおり、JR東日本が 18年間のバス運行費等を負担する基本合意が自治体と結ばれています。
「明暗が分かれる」背景
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 木更津〜久留里区間(Suica導入) | 利便性向上、利用促進に繋がる前向きな施策 |
| 久留里〜上総亀山区間(廃止予定) | 利用が極端に少なく、鉄道維持困難 → 廃止へ |
- Suica導入により、久留里駅までの区間は一定の利便性向上が見込まれ、特に通勤通学・観光などでの利用拡大が期待されています。
- 一方で、末端区間は利用者減少と赤字が深刻で、鉄道としての維持が困難とされるため廃止方向で進んでいます。
まとめ
- Suicaは久留里駅まで導入決定(2027年春頃) → 利便性向上。
- 久留里駅〜上総亀山駅間は廃止予定(2027年4月頃) → バス等へ転換。
- 利用状況の極端な差から、「区間ごとに明暗が分かれる」結果となっています。


