函館の街に初夏の訪れを告げる名物電車、函館ハイカラ號が、2026年についに運行を再開します。
前回の運行は2024年。部品調達などの事情から2025年は運休となり、今回は2年ぶりの復活運行となります。
レトロな外観と、どこか懐かしい車内の空気。
観光客だけでなく、地元の方からも長年愛されてきた存在だけに、今回の再開を心待ちにしていた人も多いのではないでしょうか。
函館市ホームページ
箱館ハイカラ號 2026年 時刻表(五稜郭公園前 ⇔ 函館どつく前)
五稜郭公園前 → 函館どつく前(往路)
| 停留場 | 便A | 便B |
|---|---|---|
| 五稜郭公園前 | 9:45 | 12:41 |
| 松風町 | 9:58 | 12:54 |
| 末広町 | 10:02 | 12:58 |
| 函館駅前 | 10:08 | 13:04 |
| 十字街 | 10:11 | 13:07 |
| 函館どつく前 | 10:16 | 13:12 |
函館どつく前 → 五稜郭公園前(複路)
| 停留場 | 便C | 便D |
|---|---|---|
| 函館どつく前 | 10:52 | 13:48 |
| 十字街 | 10:55 | 13:51 |
| 函館駅前 | 11:00 | 13:56 |
| 末広町 | 11:06 | 14:02 |
| 松風町 | 11:09 | 14:05 |
| 五稜郭公園前 | 11:25 | 14:21 |
2026年は「WEB予約限定」運行に
今回の運行で大きなポイントとなるのが、完全WEB予約制という点です。
これまで現地で並んで乗るイメージが強かったハイカラ號ですが、2026年は
- 事前予約制
- 定員管理を徹底
- スマホチケットでスムーズ乗車
という、今の時代に合わせた運行スタイルに変わります。
観光列車としての質を保ちつつ、混雑や長時間待ちを避けられるのは、利用者にとっても大きなメリットと言えそうです。
運行期間は初夏から秋まで
2026年の運行期間は、
2026年6月6日(土)~10月12日(月・祝)
※土日祝を中心に運行(函館マラソン・港まつり期間などは運休)
初夏の爽やかな函館、真夏の港町、そして秋の落ち着いた街並みまで、
季節ごとに違った表情の函館を楽しめるのも、この期間設定ならではです。
函館観光の“王道ルート”を走る
運行区間は、
五稜郭公園前 ⇔ 函館どつく前
という、観光的にも非常に分かりやすいルート。
五稜郭、函館駅、十字街、元町エリアを結び、まさに函館観光のハイライトを一直線につなぐ存在です。
途中の街並みを、明治・大正ロマンあふれる電車でゆっくり眺める体験は、
最新型車両では味わえない特別な時間と言えるでしょう。
車内で味わう「非日常」
函館ハイカラ號の魅力は、移動手段にとどまりません。
- クラシックな内装
- 専属の乗務員による案内
- 記念乗車証の配布
- 記念撮影のサポート
など、“乗ること自体が観光イベント”になっています。
鉄道ファンにとっては貴重な保存車両の走行シーン。
観光客にとっては、函館らしさを凝縮したアトラクション。
その両方を満たしてくれる存在です。
鉄道ファン目線で見た「ハイカラ號」
鉄道的に見ても、函館ハイカラ號は非常に貴重な存在です。
現代の路面電車網の中で、歴史的車両を営業運転で維持している例は多くありません。
維持管理の難しさ、部品調達の問題、乗務員の育成――
そうした課題を乗り越えて、今回も運行が実現すること自体が、
地方交通の保存・活用の好例と言えそうです。
予約は5月から。早めのチェックがおすすめ
予約開始は2026年5月から。
WEB限定・定員制ということを考えると、
特に観光シーズンや連休は早期完売の可能性も十分考えられます。
函館旅行を計画中の方は、
「移動手段」ではなく「旅の目的の一つ」として、
函館ハイカラ號を組み込んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
最新型車両が次々と登場する一方で、
こうした“走り続ける歴史”が大切にされているのは嬉しいニュースです。
2年ぶりの運行再開、無事に走り続けてくれることを願いたいですね。
