2026年度のJRグループのダイヤ改正が2025年12月12日に発表されました。岡山地区では227系「Urara」が伯備線の新郷以北へ進出することが記されていました。ここで気になるのは国鉄型車両が今回のダイヤ改正でどうなるかでしょう。そこで、今回は岡山における2026年の国鉄型車両についての記事にしたいと思います。
岡山における国鉄型車両の現状
105系(2両編成×7本)

まずは、105系です。運用範囲は、山陽本線(岡山駅~福山駅)・福塩線(福山駅~府中駅)となっています。こちらは、1981年2月11日に福塩線用に投入された車両です。当時より数は減らしていますが現在でも活躍しています。
115系A編成(4両編成×7本)

115系A編成です。山陽本線を中心に活躍しています。山陽本線(姫路駅~三原駅)・伯備線(倉敷駅~新見駅)・赤穂線(相生駅~東岡山駅)で運用されています。4両編成を組み山陽本線を中心に活躍しています。以前にあったA編成を2本併結した8両編成での運用は現在は見ることが出来ません。
115系D編成(3両編成×14本)

3番目は115系D編成となります。運用範囲は、山陽本線(姫路駅~三原駅)・伯備線(倉敷駅~新見駅)・赤穂線(播州赤穂駅~東岡山駅)・福塩線(福山駅~府中駅)です。2025年10月14日にダイヤ改正で伯備線の新見以北の運用が無くなりました。
115系G編成(2両編成×8本)

続いて115系G編成です。運用範囲は、山陽本線(瀬戸駅~倉敷駅)・伯備線(倉敷駅~伯耆大山駅)・赤穂線(播州赤穂駅~東岡山駅)・山陰本線(伯耆大山駅~西出雲駅)となっています。特徴的な前面(上り側)とワンマン運転に対応しているのが大きな特徴です。
213系(2両編成×7本・3両編成×4本)

最後は、213系です。運用範囲は、山陽本線(瀬戸駅~三原駅)・伯備線(倉敷駅~新見駅)・赤穂線(播州赤穂駅~東岡山駅)・瀬戸大橋線(岡山駅~児島駅)・宇野線(岡山駅~宇野駅)です。今でも2両編成×3本の圧巻の6両編成を見ることが出来ます。なお、2両編成については、ワンマン運転に対応しています。
ダイヤ改正後の予想
それぞれのダイヤ改正後については次のように予想しています。
105系
福塩線への227系「Urara」の投入がないため、ダイヤ改正後も残る事でしょう。ただ、福塩線の車両の置き換えも時間の問題だと思われますので近いうちにはなくなってしまうと思います。走っているうちの乗車と撮影をした方がいいでしょう。
115系A編成
4両編成の115系A編成については、恐らく引退するものと思われます。この編成が使われていた運用には、227系L編成3両もしくは227系R編成2両での置き換えになるでしょう。記念乗車および記念撮影をしたい方は早めにしておいた方が良いと思われます。
115系D編成
3両編成の115系D編成は、福塩線への227系「Urara」の投入が見送られたことによりダイヤ改正以降も残ると思われます。ただし、運用は福塩線中心となり山陽本瀬・伯備線での運用は減少すると思われます。岡山駅で見かける機会はダイヤ改正後は少なくなるでしょう。
115系G編成
2両編成の115系G編成ですが、判断がつきかねていましたが今朝(2025年12月16日)のNHKニュースで山陰地区向けに227系8本がダイヤ改正で投入されると報道されていました。これにより、2025年3月13日をもって引退することがほぼ確実となりました。撮影と乗車は早めに済まされることをお勧めします。
213系
先代のマリンライナーの213系は、正直な所判断が難しいです。227系の投入数次第だと思っています。2扉で混雑時には使いにくい車両なのでJR西日本としては早めに置き換えたいのが本心だとは思いますのでダイヤ改正で引退しなくても近いうちに姿を消すのではないでしょうか。
まとめ
ダイヤ改正後の予想は次の通りです(〇残る・△減少する・×なくなる)
105系 〇
115系A編成 ×
115系D編成 △
115系G編成 ×
213系 △or〇
以上が予想ですが、外れたらごめんなさいでお願いします。新しい情報を入手した際はまた記事にしたいと思います。

