JR西日本と智頭急行の2026年2月26日のプレスリリースによると、智頭急行・因美線・山陰本線で2027年春から「ICOCA」の利用エリアが広がることになるようです。今回の拡大により岡山地区からは、「スーパーいなば」利用時に交通系電子マネーの使用が可能になります。
2027 年春 山陰本線下北条駅~淀江駅・因美線・智頭線にIC改札機を導入します!
JR西日本ホームページ
新たにICOCAが利用可能となる路線・区間
【山陰本線】
- 下北条駅~淀江駅間
鳥取県の倉吉駅~伯耆大山駅の間の、11駅で新たにICOCA対応。
これにより、すでに対応済みの鳥取駅周辺エリアと接続し、山陰本線のIC利用エリアが連続する形となります。
【因美線】
- 津ノ井・東郡家・郡家・智頭の4駅
鳥取市近郊から智頭方面までがICカードで利用可能に。
鳥取駅から郡家方面への通勤・通学利用でも、切符購入の手間が省かれます。
【智頭急行 智頭線】
- 上郡・佐用・大原・智頭の4駅
兵庫県西部から鳥取県東部へ向かう幹線ルートでも、ICOCAが利用可能となります。
→合計19駅が新たにICOCA対応となる予定です。
特急「スーパーいなば」でもICOCA利用が可能に
今回の発表で注目されるのが、岡山~鳥取間を結ぶ特急 スーパーいなば」 でのICOCA利用です。
通常、ICOCAは営業キロ200km以内という制限がありますが、「スーパーいなば」の停車駅相互間はこの条件を満たすため、
乗車券部分をICOCA、特急券を別途購入することでICカード利用が可能になります。
これにより、
- 岡山駅から鳥取方面への移動
- 途中駅(佐用・智頭など)での乗降
が、よりスムーズになります。
利用にあたっての注意点
- ICOCA定期券の設定範囲や、200kmを超える利用区間では使用不可
- 車内でのチャージは不可のため、事前チャージが必須
- 無人駅では簡易IC改札機を設置予定
といった点には注意が必要です。
山陰・岡山県東部の鉄道利用はどう変わる?
今回のエリア拡大により、
- 岡山都市圏
- 鳥取市周辺
- 智頭急行沿線
がICカードでつながることになり、観光客にとっても非常に分かりやすい鉄道ネットワークが形成されます。
特に、インバウンドや県外観光客が多い鳥取砂丘・大山方面へのアクセス改善効果は大きいといえそうです。
まとめ
- 2027年春からICOCAエリアが山陰・智頭急行方面へ拡大
- 山陰本線・因美線・智頭線の計19駅が新対応
- 特急「スーパーいなば」でもICOCA利用が可能に
- 観光・通勤・通学すべてで利便性向上
今後、山陰地方のローカル線でもキャッシュレス化がさらに進むことが期待されます。
詳細な開始日や設備仕様については、今後の続報に注目です。

