肥薩おれんじ鉄道は、2026年7月28日に発生した「令和8年熊本地震」の影響で運休が続いている区間について、8月27日に今後の運行計画を発表しました。
現在運休している八代~水俣間のうち、肥後田浦~水俣間は2026年9月1日(火)の始発列車から運転を再開します。
これにより、八代~水俣間で続いていた列車の運休区間は、八代~肥後田浦間に短縮されます。
【9月1日以降】八代駅ー肥後田浦駅間の代行バスのご利用について
令和8年熊本地震の影響による運行状況と一部区間の運行再開について
肥薩おれんじ鉄道ホームページ
JR九州からも、九州新幹線・鹿児島本線の今後の運行計画について発表がありました。詳しくはこちらをご覧ください。
9月1日から肥後田浦~水俣間で運転再開
今回、運転再開が決まったのは、肥薩おれんじ鉄道線の肥後田浦駅~水俣駅間です。
9月1日(火)の始発列車から運転を再開します。
これまで肥後田浦~水俣間も運休していたため、この区間を利用する場合は代行バスを利用する必要がありました。
今回の復旧によって、肥後田浦駅から水俣方面へは再び列車を利用できるようになります。
また、水俣~川内間については、すでに8月5日から運転を再開しています。
そのため9月1日以降の運休区間は、
八代~肥後田浦間
となります。
肥薩おれんじ鉄道の運休区間がさらに短くなることは、全線復旧に向けた大きな前進といえそうです。
八代~肥後田浦間は引き続き代行バス
一方、八代~肥後田浦間については、9月1日以降も列車の運休が続きます。
この区間では引き続き代行バスによる輸送が行われます。
今回の発表で注目したいのが、9月から代行バスが増便されることです。
9月から新学期が始まる沿線の学校への通学利用などに合わせ、平日は現在の上下各6便から、下り11便・上り12便となります。
代行バス時刻表
下り(八代→水俣)
| 代行バス | 鉄道 | |||||||
| 運転日 | 八代 | 肥後高田 | 日奈久温泉 | 肥後二見 | たのうら御立岬公園 | 肥後田浦 | 肥後田浦 | 出水 |
| 毎日 | 6:05 | 6:15 | 6:35 | 6:42 | 6:56 | 7:00 | 7:12 | 8:01 |
| 平日 | 7:27 | 7:37 | 7:57 | 8:04 | 8:18 | 8:22 | 8:30 | 9:19 |
| 毎日 | 8:20 | 8:30 | 8:50 | 8:57 | 9:11 | 9:15 | 9:25 | 10:14 |
| 平日 | 9:25 | 9:35 | 9:55 | 10:02 | 10:16 | 10:20 | 10:28 | 11:17 |
| 毎日 | 11:12 | 11:22 | 11:42 | 11:49 | 12:03 | 12:07 | 12:27 | 13:16 |
| 平日 | 12:46 | 12:56 | 13:16 | 13:23 | 13:37 | 13:41 | 13:49 | 14:44 |
| 毎日 | 15:11 | 15:21 | 15:41 | 15:48 | 16:02 | 16:06 | 16:14 | 17:03 |
| 平日 | 16:10 | 16:20 | 16:40 | 16:47 | 17:01 | 17:05 | 17:13 | 18:04 |
| 毎日 | 17:10 | 17:20 | 17:40 | 17:47 | 18:01 | 18:05 | 18:13 | 19:05 |
| 平日 | 18:16 | 18:26 | 18:46 | 18:53 | 19:07 | 19:11 | 19:19 | 20:09 |
| 毎日 | 19:32 | 19:42 | 20:02 | 20:09 | 20:23 | 20:27 | 20:35 | 21:25 |
上り(水俣→八代)
| 鉄道 | 代行バス | |||||||
| 出水 | 肥後田浦 | 運転日 | 肥後田浦 | たのうら御立岬公園 | 肥後二見 | 日奈久温泉 | 肥後高田 | 八代 |
| 5:11 | 6:01 | 平日 | 6:08 | 6:12 | 6:26 | 6:33 | 6:43 | 7:03 |
| 6:18 | 7:12 | 毎日 | 7:19 | 7:23 | 7:37 | 7:44 | 7:54 | 8:14 |
| 6:48 | 7:41 | 平日 | 7:48 | 7:52 | 8:06 | 8:13 | 8:23 | 8:43 |
| 8:06 | 8:57 | 毎日 | 9:10 | 9:14 | 9:28 | 9:35 | 9:45 | 10:05 |
| 10:30 | 11:23 | 平日 | 11:28 | 11:32 | 11:46 | 11:53 | 12:03 | 12:23 |
| 11:29 | 12:27 | 毎日 | 12:34 | 12:38 | 12:52 | 12:59 | 13:09 | 13:29 |
| 13:37 | 14:29 | 平日 | 14:36 | 14:40 | 14:54 | 15:01 | 15:11 | 15:31 |
| 14:35 | 15:24 | 毎日 | 15:31 | 15:35 | 15:49 | 15:56 | 16:06 | 16:26 |
| 15:37 | 16:32 | 平日 | 16:39 | 16:43 | 16:57 | 17:04 | 17:14 | 17:34 |
| 16:40 | 17:31 | 毎日 | 17:38 | 17:42 | 17:56 | 18:03 | 18:13 | 18:33 |
| 17:38 | 18:31 | 平日 | 18:38 | 18:42 | 18:56 | 19:03 | 19:13 | 19:33 |
| 19:46 | 20:35 | 毎日 | 20:47 | 20:51 | 21:05 | 21:12 | 21:22 | 21:42 |
さらに、利用の多い時間帯についてはバスの台数を増やして運行する予定です。
地震による運休が続く中、沿線住民の通勤・通学を支えるための対応が強化されます。
宇土市・熊本市への通勤・通学のための特別便を運行
(2026年8月28日追記)八代駅~宇土駅間の鹿児島本線の代行バスは9月1日から7往復→10往復に増便されます。
宇土市・熊本市へ通勤・通学している人のために八代駅を6時台に出発する宇土行きのJR鹿児島本線代行バスに接続する上りの特別便が9月1日から運行されます。
このバスは、JRとの連絡定期券(通学・通勤)を持っている人のみ利用可能です。八代駅からは宇土駅行きの代行バスが6時台には3本運転されます。
- 8月31日まで
- 八代駅(6:05発)→宇土駅(7:55着)
- 八代駅(6:15発)→宇土駅(8:05着)
- 八代駅(6:25発)→宇土駅(8:15着)
- 9月1日以降
- 八代駅(6:00発)→宇土駅(7:50着)
- 八代駅(6:15発)→宇土駅(8:05着)
- 八代駅(6:50発)→宇土駅(8:40着)
| 水俣駅前 | 4:00 |
| 新水俣駅前 | 4:11 |
| 津奈木駅前 | 4:22 |
| 湯浦駅前 | 4:32 |
| 佐敷駅前 | 4:47 |
| 海の浦バス停 | 4:59 |
| 肥後田浦駅前 | 5:06 |
| 田浦基幹所前 | 5:10 |
| 肥後二見駅前 | 5:24 |
| 日奈久温泉駅 | 5:31 |
| 中九州短大前 | 5:40 |
| 八代駅前 | 5:55 |
9月1日からの運行区間を整理
9月1日(火)からの肥薩おれんじ鉄道の運行状況を整理すると、次のようになります。
八代~肥後田浦:運休・代行バス
肥後田浦~水俣:列車運転再開
水俣~川内:列車運転再開
つまり、9月1日からは「八代~肥後田浦間」のみが運休区間となります。
肥後田浦駅から水俣・出水・川内方面へ向かう場合は、肥後田浦駅で列車を利用できるようになります。
一方、八代駅方面へ向かう場合は、引き続き代行バスを利用する必要があります。
八代~肥後田浦間の代行バスは9月1日から新しい時刻表に
肥薩おれんじ鉄道は、9月1日以降の八代駅~肥後田浦駅間の代行バスについて、時刻表と乗車方法も公開しています。
9月からは通学利用なども考慮した運行となるため、8月31日までの代行バスとは運行本数が異なります。
代行バスを利用する場合は、9月1日以降の時刻表を確認してから利用することをおすすめします。
また、代行バスは列車とは異なり、道路事情などによって所要時間が変わる可能性があります。乗り換えを予定している場合は、時間に余裕を持って利用したいところです。
2026年8月31日までの代行バスの時刻表はこちらをご覧ください。
全線復旧への一歩
肥薩おれんじ鉄道では、7月28日に発生した熊本地震の影響により、全線で運転を見合わせました。
その後、8月5日には水俣~川内間で運転を再開。
そして今回、9月1日から肥後田浦~水俣間の運転再開が決まりました。
これによって、運休区間は八代~肥後田浦間まで縮小します。
まだ八代~肥後田浦間では代行バスが必要ですが、鉄道で運転できる区間が少しずつ広がっていることは、沿線にとって大きなニュースです。
肥薩おれんじ鉄道は、八代~肥後田浦間の運休区間について、9月上旬にあらためて再開見込みを発表する予定としています。
今後、残る区間の復旧時期がいつになるのかにも注目したいところです。
なお、観光列車「おれんじ食堂」については、地震の影響により8月・9月の熊本デスティネーションキャンペーン特別運行を中止すると、8月17日に発表されています。
今回の肥後田浦~水俣間の運転再開は、地域の足だけでなく、沿線観光の復旧という面でも重要な一歩になりそうです。
まとめ
肥薩おれんじ鉄道は、2026年9月1日(火)の始発列車から肥後田浦~水俣間で運転を再開します。
これにより、9月1日以降も運休となるのは八代~肥後田浦間です。
八代~肥後田浦間では代行バスの運行が続きますが、9月からは沿線学校の新学期に合わせて、平日の運行本数を下り11便・上り12便へ増便します。
7月28日の地震発生から続いている運休ですが、今回の運転再開によって復旧がまた一歩前進しました。
今後は、残る八代~肥後田浦間の運転再開時期にも注目したいと思います。
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