JR七尾線(高松~七尾間)で線路にも大きな被害! 8月28日も北陸地方のJR在来線・旧北陸本線で運休

JR七尾線521系普通列車 七尾駅 運休情報2026年度

2026年8月27日、北陸地方では大雨の影響により、各地の鉄道路線で運転見合わせや運休が発生しています。

そのなかでも、石川県のJR七尾線では大雨による被害が深刻な状況となっています。

JR西日本の運行情報によると、8月27日は津幡駅~七尾駅間で終日運休となり、8月28日も高松駅~七尾駅間は終日運休となる予定です。

さらに、七尾線では線路設備そのものへの被害も報じられており、復旧までに時間がかかる可能性もあります。

また、北陸本線を引きついだ第三セクターの4社(ハピラインふくい・IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道)も一部の列車の運転を見合わせます。

JR七尾線で大雨による被害 8月28日も高松~七尾間が終日運休

JR西日本は8月27日15時05分現在の運行情報で、七尾線について「大雨」による運転見合わせを発表しました。

8月27日は津幡駅~七尾駅間で終日運休。

さらに8月28日についても、津幡駅~七尾駅間で始発から運転を取り止める予定となっています。

ただし、区間によって対応が異なります。

津幡駅~高松駅間については、8月28日の夜間以降の運転再開を目指しています。

一方、高松駅~七尾駅間については、8月28日も終日運休となる予定です。

つまり、七尾線全線の運転再開を一度に目指すのではなく、被害状況などを確認しながら区間ごとに運転再開を目指す形となっています。

JR西日本の公式運行情報には、8月27日に撮影された羽咋駅や能登部駅の状況写真も掲載されています。

リンク:JR西日本 北陸エリアの運行情報

金丸駅ではレールが水没 線路そのものにも被害

今回の大雨で特に気になるのが、七尾線の鉄道設備への被害です。

北國新聞は8月27日、七尾線の金丸駅でレールが水没するなど、線路に損傷が発生していることを報じています。

リンク:北國新聞「JR七尾線の線路損傷 金丸駅でレール水没」

大雨による鉄道の運休では、雨量規制や河川の増水、線路への土砂流入などによって列車を止めるケースがあります。

しかし今回は、線路そのものに被害が発生していることが報じられています。

そのため、雨が弱まったからといって、すぐに列車の運転を再開できるとは限りません。

線路や周辺設備の安全確認、被害箇所の点検、復旧作業などが必要になります。

特に七尾線は2024年の能登半島地震でも大きな被害を受け、全線での運転再開まで長い時間を要しました。

地震からの復旧が進み、現在は七尾線全線で列車が走る状態に戻っていただけに、今回の大雨による被害は非常に心配なところです。

特急「能登かがり火」も8月28日は全列車運休

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七尾線特急「能登かがり火」683系

七尾線の運休は普通列車だけではありません。

金沢駅と七尾駅・和倉温泉駅を結ぶ特急「能登かがり火」も、8月28日は全列車が運休する予定です。

JR西日本の運行情報では、8月28日の「能登かがり火」について、金沢駅~七尾駅・和倉温泉駅方面、七尾駅・和倉温泉駅~金沢駅方面の列車が運休となっています。

七尾線を利用する通勤・通学客だけでなく、能登方面を訪れる観光客にも大きな影響が出ることになります。

リンク:JR西日本 特急列車の運行情報

8月28日は七尾線以外の北陸地方の在来線でも運休

今回の大雨による影響は、七尾線だけではありません。

JR西日本の8月27日15時22分現在の北陸エリア運行情報では、8月28日も複数の在来線で運休や運転見合わせが予定されています。

主なものは次の通りです。

  • 七尾線:高松~七尾間は終日運休・津端~高松も運転見合わせ(夕方以降運転再開の見込み)
  • 氷見線:高岡~氷見間で終日運休
  • 大糸線:南小谷~糸魚川間で終日運休
  • 越美北線:福井~九頭竜湖間で終日運休
  • 小浜線:敦賀~小浜間で終日運休・小浜~東舞鶴間は通常運転
  • 高山本線:大雨による遅れ・運休の可能性
  • 城端線:大雨による遅れ・運休の可能性

このように、石川県だけでなく富山県、福井県、岐阜県などの広い範囲で鉄道への影響が続く見込みです。

特に大糸線の南小谷~糸魚川間については、8月28日も始発から終日運休となる一方、同区間では代行輸送は実施されないと案内されています。

リンク:JR西日本 北陸エリア運行情報

ハピラインふくい・IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道も8月28日も一部の列車で運転見合わせ

北陸新幹線開業により並行在来線となった北陸本線を引き継いだ「ハピラインふくい」・「IRいしかわ鉄道」・「あいの風とやま鉄道」・「えちごトキめき鉄道」も8月28日(金)についても一部区間で列車の運転を見合わせます。

  • ハピラインふくい
    • 敦賀駅~大聖寺駅:正午ごろまでの運転を見合わせ

リンク:株式会社ハピラインふくい|ふくいとあしたの架け橋に。

  • IRいしかわ鉄道
    • 大聖寺駅~松任駅:午前中の運転を見合わせ
    • 松任駅~倶利伽羅駅:午前中の運転を見合わせ

リンク:IRいしかわ鉄道株式会社

  • あいの風とやま鉄道
    • 倶利伽羅駅~福岡駅:午前中の運転を見合わせ
    • 富山駅~泊駅:9:00頃まで運転を見合わせ

リンク:あいの風とやま鉄道 | Ainokaze Toyama Railway

  • えちごトキめき鉄道(日本海ひすいライン) 以下の列車が運休します。
    • 5:13 糸魚川発 泊行 (市振~泊間 区間運休)
      5:34 糸魚川発 泊行 (市振~泊間 区間運休)
      5:13 直江津発 泊行 (市振~泊間 区間運休)
      5:57 直江津発 泊行 (市振~泊間 区間運休)
      6:45 直江津発 泊行 (市振~泊間 区間運休)
    • 5:49 泊発 直江津行 (泊~市振間 区間運休)
      6:23 泊発 直江津行 (泊~市振間 区間運休)
      7:12 泊発 直江津行 (泊~市振間 区間運休)
      7:52 泊発 直江津行 (泊~市振間 区間運休)
      8:17 泊発 直江津行 (泊~市振間 区間運休)

リンク:えちごトキめき鉄道株式会社

今回は「運休」だけでなく鉄道設備の被害に注意

今回の大雨では、北陸地方の複数の路線で運休が発生しています。

そのなかでもJR七尾線については、金丸駅でレールが水没したとの報道があり、単なる大雨による一時的な運転見合わせとは状況が異なります。

もちろん、現時点では被害の全容や復旧までに必要な期間は分かっていません。

JR西日本も、今後の天候や現地の設備点検などを踏まえて運転再開時期を判断するものとみられます。

8月28日は高松駅~七尾駅間が終日運休となるため、七尾線を利用する場合は、最新の運行情報を確認する必要があります。

また、特急「能登かがり火」を利用して金沢方面と七尾・和倉温泉方面を移動する予定の人も、列車の運休に注意が必要です。

まとめ 七尾線の早期復旧を願いたい

2024年の能登半島地震による被害から復旧した七尾線に、今度は大雨による被害が発生しました。

能登半島では現在も復旧・復興が進められているなか、鉄道は地域住民の移動手段であるとともに、観光客にとっても重要な交通機関です。

今回の大雨による被害がどの程度広がっているのか、そして線路設備の復旧にどれくらいの時間が必要なのか、今後の発表が気になります。

まずはこれ以上の被害が発生しないこと、そして安全確認と復旧作業が進み、七尾線の運転が一日も早く再開されることを願いたいと思います。

なお、この記事で紹介した運転計画は2026年8月27日現在の情報です。大雨の状況や設備の被害状況によって、8月28日以降の運転計画が変更される可能性があります。JR西日本・各鉄道会社の最新の運行情報をご確認ください。

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