伊予鉄道は2026年10月1日、郊外電車で長年活躍してきた700系(元京王5000系)の最後の3編成について、11月7日(土)に「700系さよならイベント」を開催すると発表しました。
今回ラストランを迎えるのは、765編成・768編成・769編成です。参加者限定のラストラン運行に加え、車両工場の見学や引退記念企画などが行われます。
「郊外電車700系」最後の3編成が引退
伊予鉄道ホームページ
~11月7日(土)さよならイベントでラストラン運行~
伊予鉄道700系最後の3編成が引退へ
伊予鉄道の700系は、長年にわたり郊外電車の主力として活躍してきた車両です。
新型車両7000系の導入が進む中で700系は順次運用を終了しており、今回の発表では残る765・768・769編成が引退することになりました。
伊予鉄道は、700系について「通勤・通学や観光など地域の皆さまの暮らしを支えてきた」と説明しています。
2026年9月には、700系の引退を前に「音鉄」ファンを対象とした走行音収録の特別企画も発表されました。
今回は、その700系を実際に乗車できる最後の機会の一つとなりそうです。
11月7日に最後の3編成がラストラン
「700系さよならイベント」は、2026年11月7日(土)に午前・午後の2部制で開催されます。
午前の部
午前の部では、768編成・769編成がラストランを行います。
- 受付:8時30分~8時50分
- ラストラン:9時~
- 乗車時間:約90分
- 車両工場見学
- 700系車内での車内アナウンス体験
- 新作鉄道グッズの参加者先行発売など
- 12時ごろ古町駅で解散
ラストランの運行路線については、当日のお楽しみとされています。
午後の部
午後の部では、765編成がラストランを行います。
- 受付:13時20分~13時40分
- ラストラン:13時40分~
- 乗車時間:約90分
- 車両工場見学
- 700系車内での車内アナウンス体験
- 新作鉄道グッズの参加者先行発売など
- 16時30分ごろ古町駅で解散
こちらも運行区間は当日発表となります。午前と午後では異なる区間を運行する予定です。
各部50人限定 参加費は1万円
イベントの募集人員は、午前・午後それぞれ50人、合計100人です。
対象は小学生以上で、小学生は保護者の同伴が必要です。
参加費は、
- 大人:1人10,000円
- 小学生・保護者ペア:15,000円
となっています。
参加費は当日受付時に「みきゃんアプリ」のみきゃんマネーで支払います。
応募多数の場合は抽選となり、応募締切は2026年10月16日(金)15時です。当選・落選にかかわらず、10月23日(金)までにメールで結果が通知されます。
700系の通常運行も残りわずか
700系は現在、高浜線と横河原線で原則として平日のみ運行されています。
ただし、点検などの都合によって運行しない日もあり、伊予鉄道では安全上の理由から具体的な運行予定時間については案内していません。
そのため、今回のイベントに参加しない場合、沿線で700系を見る際には「必ずこの時間に走る」と考えず、現地の状況を見ながら安全に撮影する必要があります。
伊予鉄道は、駅ホームでの三脚・脚立・自撮り棒・ガンマイクの使用や、運行中の列車へのフラッシュ撮影などを禁止しています。また、路上駐車や私有地・鉄道施設への無断立ち入りも禁止しています。
700系の姿を記録する際には、こうした撮影マナーにも気をつけたいところです。
「ありがとう700系」長年活躍した車両に最後の花道
伊予鉄道では、2025年にも700系の760編成、766編成、767編成の運行終了に合わせて、さよならイベントが開催されました。
今回は、それに続いて残る最後の3編成が引退を迎えることになります。
新型7000系の導入によって車両の世代交代が進む一方、700系は長年にわたって伊予鉄道の郊外電車を支えてきました。
9月には走行音を記録する「音鉄」向け企画、そして今回は最後の3編成に乗車できるラストランイベント。
伊予鉄道700系の引退に向けて、さまざまな形で最後の姿を記録する機会が用意されています。
11月7日のイベントは応募制となっていますので、参加を希望する方は10月16日の締切に注意したいところです。
長年松山の街を走り続けてきた700系にとって、最後の3編成を送り出す「ありがとう」の機会となりそうです。


