JR四国 ハイブリッド式ローカル車両完成 初めの配置先は徳島運転所

鳴門駅キハ47系 車両

 2025年12月10日のプレスリリースで、JR四国は国鉄型気動車の置き換えに使われるハイブリッド車両が完成することを発表しました。形式名は3600系で量産先行車4両(2両編成×2本)が徳島運転所に配属されます。これによりキハ47系が置き換えの対象となる模様です。

(2025年12月22日追記)2025年12月18日~19日にかけて、高松へ甲種輸送された模様です。

3600系ハイブリッド式ローカル車両の完成について

JR四国ホームページ

3600系ハイブリッド式車両について

キハ47系との比較

 キハ47系との性能の比較は次の通りとなります。

項目3600系キハ47系
定員(2両編成)272人252人
最高速度時速100㎞時速95㎞
車体ステンレス鋼製鋼鉄製
床面高さ1,140mm1,240mm
駆動システムハイブリッド式(2軸駆動)変速機式(1軸駆動)
エンジン450PS×2220PS×2
バリアフリー設備車いすスペース
車いす対応トイレ
なし
その他設備ワンマン装置

 表に示してある8項目において、3600系はキハ47系の性能より改善されています。これにより該当路線での速度アップ・混雑率の改善・バリアフリー対策に大きな前進がみられるでしょう。

運行対象となる路線

 今回の、3600系ハイブリッド式車両は、キハ47系の置き換えですので、運行する路線は、高徳線・鳴門線・牟岐線が予想されます。キハ47系の運行がない徳島線では、今回の投入では走行シーンは見られないと思われます。

まとめ

 JR四国は、徳島運転所に所属するハイブリッド式車両3600系が完成すると発表しました。これにより、国鉄型車両のキハ47系が置き換えの対象となるようです。なお、運行するのは高徳線・鳴門線・牟岐線が予想されます。

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