JR四国1933年建築の高徳線板東駅の駅舎を解体へ 2020年正月まで特急「うずしお」が臨時停車

高徳線 坂東駅 JR四国

JR四国が高徳線板東駅(徳島県鳴門市)の現在の駅舎を2026年度内に解体・撤去する方針であることが分かりました。

板東駅の現在の駅舎は1933年に建築された木造駅舎です。

また、板東駅は大麻比古神社の最寄り駅として、かつて正月には特急「うずしお」が臨時停車する駅でもありました。

高徳線・板東駅(鳴門市)の現駅舎 2026年度内に撤去方針、10月中にも利用不可に JR四国が説明

徳島新聞ホームページ

板東駅の駅舎は1933年建築

高徳線の板東駅は、徳島県鳴門市大麻町にある駅です。

鳴門市が公開している資料によると、現在の駅舎は木造平屋建てで、建築面積は83.1㎡。1933年7月に建築されたとされています。

2026年時点で築93年になる駅舎です。

今回、JR四国が板東駅の駅舎を2026年度内に解体・撤去する方針を示しました。

徳島新聞によると、2026年9月29日に開かれた板東駅整備検討協議会でJR四国が説明したもので、早ければ10月中に現在の駅舎が利用できなくなる見込みです。

駅舎撤去後は、コンテナハウスによる仮待合所が設置される予定です。

長年にわたって使われてきた木造駅舎が姿を消すことになります。

大麻比古神社の最寄り駅

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大麻比古神社

板東駅は、大麻比古神社の最寄り駅としても知られています。

大麻比古神社は徳島県鳴門市大麻町にある神社で、正月には多くの参拝客が訪れます。

JR四国では、この初詣需要に対応するため、以前は正月に特急「うずしお」を板東駅に臨時停車させていました。

例えば2019年11月に発表された冬の臨時列車では、元日に特急「うずしお」を板東駅へ臨時停車させることが発表されています。

リンク:冬の臨時列車運転のお知らせ

高松方面から徳島方面へ向かう列車、徳島方面から高松方面へ向かう列車を合わせて、8本が板東駅に臨時停車する計画でした。

普段は特急列車が通過する板東駅に、正月だけ「うずしお」が停車していたわけです。

2020年正月が「うずしお」臨時停車の最後に

ところが、新型コロナウイルス感染症が広がる前の2020年11月にJR四国が発表した冬の臨時列車では、板東駅への「うずしお」の臨時停車を行わないことが発表されました。

リンク:冬の臨時列車運転のお知らせ

当時JR四国は、板東駅への特急「うずしお」の臨時停車について「お客様のご利用が減少しているため」と説明していました。

そのため、板東駅への正月の「うずしお」臨時停車は、2019年度の年末年始、つまり2020年正月が最後になりました。

現在では高徳線の特急「うずしお」は高松~徳島間を結んでいますが、板東駅は通常の停車駅には含まれていません。

駅舎の解体で板東駅はどう変わる?

今回の駅舎撤去後は、当面の間コンテナハウスの仮待合所が利用される予定です。

一方、地元では駅舎の簡素化ではなく、建て替えを求める声も出ていると報じられています。

1933年に建てられた板東駅の駅舎は、単なる待合スペースというだけでなく、高徳線の歴史を感じられる駅舎でもあります。

かつて正月には特急「うずしお」が臨時停車し、大麻比古神社への初詣客を迎えていた板東駅。

その駅舎が、2026年度内に姿を消すことになりそうです。

今後、板東駅の駅舎がどのような形で更新されるのか、地元での議論にも注目したいところです。

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