わたらせ渓谷鐵道は、2027年1月に導入を予定している新型車両のデザインを発表しました。
最初にデザインを見た時は、山口エリアの山陽本線に2026年から導入されている227系500番台「Kizashi」かと思いました。新型車両は、「Kizashi」の黒とは違い沿線で親しまれている「あかがね色」をメインカラーに採用し、伝統を受け継ぎながら新しいイメージを加えたデザインとなっています。
今回は、わたらせ渓谷鐵道が導入する新型車両について紹介します。
わたらせ渓谷鐵道ホームページ
新型車両は川崎車両が製造する電気式気動車
今回導入される新型車両は、川崎車両が製造する電気式気動車です。車体はステンレス製で、長さは18mとなっています。
電気式気動車は、エンジンで発電した電気を使ってモーターを駆動する方式の車両です。ディーゼルエンジンの動力を機械的に車輪へ伝える方式とは異なり、走行用のモーターで車輪を動かします。
川崎車両は、地方鉄道向けの標準型電気式気動車「GreenDEC」を展開しています。わたらせ渓谷鐵道の新型車両も、こうした電気式気動車の導入事例として注目されます。
リンク:新動力に対応できる電気式気動車「GreenDEC®」を開発 ~ 地域の鉄道公共交通維持と非電化鉄道の地球環境課題解決の両立を実現 ~ | プレスリリース | 川崎重工業株式会社
「GreenDEC」は、甘木鉄道「ARe501形」・天竜浜名湖鉄道「THG100形」に採用されていて現在運行中です。
沿線で親しまれている「あかがね色」を採用
alt="わたらせ渓谷鐵道WKT-510形" class="wp-image-18238"/>新型車両のデザインでは、沿線で親しまれている「あかがね色」をメインカラーに採用しています。
わたらせ渓谷鐵道らしさを受け継ぎながら、新型車両としてのシンプルで清潔感のあるデザインを目指したとのことです。沿線の景色に溶け込むことも、デザインのテーマに掲げられています。
新型車両というと、従来の車両とは大きく異なるカラーリングを採用する例もありますが、今回は「あかがね色」を引き継ぐことで、わたらせ渓谷鐵道らしさを残しています。
2027年1月の導入に注目
わたらせ渓谷鐵道では、2027年1月に新型車両を導入する予定です。
地方鉄道では、車両の更新も重要な課題の一つです。今回の新型車両がどのような形で運用に入るのか、今後の動きにも注目したいと思います。


