近鉄大阪線「区間急行」設定も日中時間帯は減量・特急優先ダイヤへ

近鉄アーバンライナー ダイヤ改正2026

 2025年11月20日に五位堂駅への一部列車の停車が発表され利便性が向上するとお伝えした近鉄大阪線ですが、2026年1月19日に発表された2026年3月14日のダイヤ改正を見てみると日中の時間帯の減便・特急優先ダイヤという内容でした。利用者の減少による収入の減少という状況があるのでしょうが特急料金の必要な近鉄においての特急優先というのは少し考える所があるでしょう。

2026年3月14日(土)ダイヤ変更について

近畿日本鉄道ホームページ

1. 区間急行の新設(昼間時間帯中心)

 昼間時間帯(特に11〜14時台)を中心に、従来の急行・区間準急を整理し「区間急行」という新種別が導入されます。
これは単なる種別追加ではなく、大阪上本町〜名張・青山町方面の一般列車体系を再設計するための柱のひとつです。

 新しい区間急行は、従来の急行停車駅に加え、

  • 近鉄八尾
  • 河内山本
  • 高安
    …にも停車します(急行より停車駅が増える形)。

2. 日中時間帯の「減量ダイヤ」へ

📍 昼間時間帯の一般列車本数は現行毎時11本→改正後毎時8本へ削減されます。
内訳も変わり、急行・区間準急がなくなり、区間急行4本+普通4本という構成になります(特急は別扱い)。

➡ これは「日中はパターン化と需要低下に対応した最適化ダイヤ」という位置付けで、特に昼間の一般種類列車は本数が減る方向です。


3. 特急優先の流れが明確に

  日中の一般列車を減らす一方で、特急は他路線(奈良線・京都線なども含めて)増発・一部駅停車拡大へという傾向が見られます。

特に大阪線では、

  • 五位堂駅に一部特急が停車するように(地元要望対応)
  • 天理線発大阪難波行きの特急が新設される
    …といった動きがあり、遠距離利用・速達サービスの位置付けが強化されています。

ざっくり比較|現行 vs 改正後(日中)

要素現行(昼間)改正後(昼間)
総本数毎時11本毎時8本
急行✕(区間急行に統合)
区間準急
区間急行○(4本)
普通5本4本
特急別枠(多くは維持・増強へ)同左

※あくまで昼間時間帯の一般列車に限る話です(特急は運用強化方向)。


改正の背景・ねらい

鉄道ブログ等では、この改正を
利用需要減少(少子高齢化・通勤需要の変化)に対応する最適化
特急による収益性強化を図る方針の明確化
…と分析する声が出ています。

日中の混雑が緩和されている状況を前提に、本数を絞ってパターンダイヤ化+特急サービス強化に振るという構造です。

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