ローカル区間に久々の動き赤穂線・西大寺~長船で2往復試験増便、定期化への試金石

赤穂線227系 臨時列車2026

 2026年1月29日にプレスリリースでJR西日本は、ダイヤ改正の行われる2026年3月14日から赤穂線で西大寺駅~長船駅間で2往復列車の増便を行うことを発表しました。恐らく実証事件の一環であり結果次第では定期列車への復活があるのではないかと思われます。山陽本線・伯備線でも同様の実験が行われるのかもしれません。

瀬戸内市と連携した公共交通利用促進に伴う 赤穂線臨時列車の運行

JR西日本ホームページ

増便列車のダイヤ

 赤穂線の西大寺駅折り返し列車のうち2往復が2026年3月14日から長船駅まで延長運転されます。

  • 上り列車(岡山駅→長船駅)
岡山西大寺長船
10:0810:2810:39
13:2313:4113:52
  • 下り列車(長船駅→岡山駅)
長船西大寺岡山
10:4310:5611:16
13:5914:1314:34

ローカル区間に久々の動き

赤穂線のローカル区間で、久々に明るい話題が出てきました。
JR西日本は、赤穂線の西大寺~長船間において、上下2往復の試験的な増便を実施されます。

近年、地方ローカル線では減便やダイヤの簡素化が続いているだけに、今回の動きは異例とも言えるもの。単なる一時的な措置なのか、それとも将来的な定期増便を見据えたものなのか、注目が集まります。また、結果次第では山陽本線(岡山駅~和気駅)・伯備線(総社駅~備中高梁駅)でも実査されるかもしれません。

なぜ西大寺~長船なのか

赤穂線の中でも、西大寺~長船間は

  • 岡山市中心部への通勤・通学需要
  • 西大寺地区の生活路線としての役割
  • 山陽本線への接続需要

といった要素を併せ持つ区間です。一方で、日中時間帯を中心に列車本数が少なく、「使いづらい」という声があったのも事実です。

今回の試験増便は、潜在需要の掘り起こしや、利便性向上による利用促進効果を検証する狙いがあると考えられます。

「試験増便」にとどまるか、定期化への一歩か

ポイントは、この増便が

  • 利用者数の増加
  • 定時性・運用面での問題がないか

といった点で、どのような結果を出すかです。成果が確認できれば、定期ダイヤへの組み込みも現実味を帯びてきます。

逆に言えば、今回の試験運行は「やってみてダメなら終わり」という厳しい側面も持ち合わせています。まさに定期化への試金石と言えるでしょう。

利用者の行動が将来を左右する

ローカル線の増便は、事業者側の努力だけでは成立しません。
実際に「使われる」ことが何より重要です。

西大寺~長船間を利用できる人にとっては、
この試験増便期間こそがチャンス
日常の移動で積極的に利用することが、今後の赤穂線の姿を左右すると言っても過言ではありません。

久々に動きが見えた赤穂線ローカル区間。
この小さな一歩が、継続的な改善につながるのか、今後の動向を注視したいところです。

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