昨日(2026年2月22日)に山陰本線松江駅で146K列車(出雲市駅発米子駅行き)のキハ47系2両編成がエンジンのトラブルで黒煙を上げ運休しました。これにより、当該列車が運休し乗員乗客約60人が避難しました。国鉄時代後期に製造されたキハ47系ですがしばらく置き換えの予定はないようです。そこで、今年3月に引退する予定の115系G編成を続けて山陰地区で使用するのはどうでしょうか。
キハ47系にのしかかる重圧
キハ47系は製造から40年以上が経過した車両も多く、機関・補機類の経年劣化は避けられません。
部品確保や検修の負担も年々重くなり、ひとたびトラブルが起きると運休や大幅な遅れに直結しやすい――今回の松江駅での事案は、その象徴とも言えます。
115系G編成を“もう一働き”させる案
そこで一つの案として考えられるのが、岡山エリアで引退が進む115系G編成の扱いです。
すぐに全廃とせず、米子駅~出雲駅**間の普通列車に限定して投入する、という発想です。
この区間は電化されており、輸送量も山陰本線の中では比較的多い区間。
加速性能や走行安定性に優れる電車を使うことで、
- 遅延回復力の向上
- キハ47系の使用頻度低下(=負担軽減)
- 利用者の快適性向上
といったメリットが期待できます。
現実的なハードル
もちろん課題もあります。
- 車齢の高い115系自体も“延命”にすぎない
- 乗務員運用・検修体制の再調整
- 将来的な新型車両導入計画との整合性
など、**JR西日本**にとって簡単な判断ではありません。
それでも“今”をしのぐ策として
とはいえ、新型車両が本格的に行き渡るまでの“つなぎ”として考えれば、115系G編成の一時的な活用は決して突飛な案ではないはずです。
今回の松江駅でのトラブルをきっかけに、山陰地区の車両運用をどう再構築するのか――
「限界が近づくキハ47系を酷使し続ける」のか、「比較的余力のある電車を再配置する」のか。
地方ローカル線の安定輸送を守るためにも、柔軟な発想と現実的な判断が求められているように感じます。

