北海道の特急列車と聞いて、真っ先に名前が挙がる存在がある。それが、札幌と釧路を結ぶ 特急「おおぞら」 だ。広大な大地を貫き、都市と都市を結び、そして観光と日常を支えてきたこの列車を、いま JR北海道 が「本気」でアピールし始めた。2026年春、公式ホームページを使った重点プロモーション――そこには「特急を、もう一度選んでほしい」という強いメッセージが込められている。
JR北海道ホームページ
JR北海道といえば、留萌本線が2026年3月31日までの営業ですね。
「おおぞら」ではありませんが、旭川・稚内・網走方面の特急列車が全席指定席となりました。
釧路からは、4月25日以降であればノロッコ号に乗車することが出来ます(運行日注意)
なぜ今、「おおぞら」なのか
JR北海道の資料を読むと、近距離利用は回復してきている一方で、
中・長距離特急の利用は伸び悩んでいるという現状が見えてくる。
その中で選ばれたのが「おおぞら」。
- 札幌〜釧路という長距離幹線
- 観光・ビジネスの両方を担う列車
- しかし、飛行機との競争が最も厳しい区間
「まずは知ってもらう」「選択肢に戻してもらう」
そんな思いが、今回のアピールからは感じられる。
特急「おおぞら」は、北海道らしい特急だと思う
岡山から見ると、正直なところ縁は遠い。
それでも鉄道好きとして見ていると、「おおぞら」には北海道の特急らしさが詰まっている。
車窓が主役の列車
スピードだけなら飛行機にかなわない。
でも、列車には「過程」がある。
森を抜け、原野を走り、空の広さを感じながら進む時間は、北海道の鉄道ならではだ。
移動そのものが旅
札幌から釧路まで、ただの移動ではなく「一つの行程」。
この感覚は、新幹線区間や航空路線ではなかなか味わえない。
地域をつなぐ役割
札幌 と
釧路 を結ぶ列車は、
観光だけでなく、生活や仕事も支えている存在だ。
利用は伸びるのか? 正直なところ
プラスに働きそうな点
- 公式サイトで「おすすめ」として打ち出している
- えきねっと割引など、価格面での後押しがある
- 観光と絡めた訴求がしやすい路線
特に「公式がちゃんと推している」というのは、
利用者にとって意外と安心材料になる。
それでも厳しい部分
- 道東エリアの人口減少
- 車社会の現実
- 飛行機との時間差
正直、アピールしただけで一気に利用が増えるとは考えにくい。
ただ、「何もしなければ減っていく」のもまた事実だ。
鉄道ブログ岡山から思うこと
地方鉄道やローカル線を見てきて思うのは、
使われなくなった列車は、あっという間に存在感を失うということ。
特急「おおぞら」は、
まだ「守る段階」ではなく「使ってもらう段階」にある列車だと思う。
岡山からすぐに乗りに行けるわけではない。
それでも、北海道を旅する人が
「今回は列車で行ってみようか」と思うきっかけになれば、
今回のアピールは確実に意味がある。
まとめ|静かに、でも確かに応援したい
JR北海道がホームページで特急「おおぞら」を前面に出した。
派手さはないが、「まだやれる」「残したい」という意思は伝わってくる。
利用が急増するかどうかは分からない。
それでも――
選ばれ続けることでしか、列車は生き残れない。
鉄道ブログ岡山から、
特急「おおぞら」を、これからも静かに応援していきたい。




