北海道の春の訪れを告げる名物列車が、2026年も帰ってきます。宗谷本線を舞台に運転される急行「花たび宗谷」が、2026年5月の週末限定で運行されることが発表されました。普段は特急列車が主役の宗谷本線ですが、この時期だけは、のんびりと北へ向かう“急行列車”が主役。鉄道ファンはもちろん、北海道旅行を考えている人にも注目の列車です。
特急列車の運転計画および春の臨時列車のお知らせ – JR北海道
~最北の春へ、百花繚乱の鉄路をゆく~ 急行「花たび そうや」号運転!
JR北海道ホームページ
◆ 急行「花たび宗谷」とは?
「花たび宗谷」は、春の宗谷本線をゆっくり味わう観光急行列車。
かつて全国各地を走っていた“急行列車”という列車種別を、現代に体験できる貴重な存在です。
- 宗谷本線を旭川〜稚内まで全線走破
- 春の花、新緑、広大な原野を車窓から堪能
- 普段は通過する駅にも停車し、地域とのふれあいを重視
単なる移動手段ではなく、「乗ること自体が旅の目的」になる列車です。
◆ 運行日・運転ダイヤ(2026年5月)
2026年の「花たび宗谷」は、5月の土日を中心に設定されています。
【下り】旭川 → 稚内(土曜日)
- 運転日:5月9日・16日・23日・30日
- 発車:旭川 午前10時13分
- 到着:稚内 夕方16時39分
【上り】稚内 → 旭川(日曜日)
- 運転日:5月10日・17日・24日・31日
- 発車:稚内 午前9時30分
- 到着:旭川 夕方16時17分
所要時間は約6時間。
スピード重視の特急とは違い、**「時間をかけて北へ向かう旅」**を楽しめます。
◆ 途中停車駅も“花たび”ならでは
急行「花たび宗谷」は、観光を意識した停車駅設定も魅力です。
- 名寄
- 音威子府
- 美深
- 天塩中川
- 幌延 など
地域色の濃い駅が多く、過去の運行では駅での歓迎イベントや地元特産品の販売が行われたこともありました。
2026年も、沿線ならではのおもてなしに期待が高まります。
◆ 使用車両は気動車!今や貴重な“非電化急行”
編成は、キハ40形・キハ54形などを使用した気動車編成(全車指定席)。
- ディーゼルエンジンの力強い走り
- 非電化区間ならではの音と振動
- 昭和・平成のローカル線の雰囲気
近年では全国的にも珍しくなった「長距離を走る急行気動車」を体験できる貴重な列車です。
◆ 宗谷本線×急行列車という“奇跡の組み合わせ”
宗谷本線は、日本最北の本線でありながら、
- 利用者減少
- 列車本数削減
- 特急中心のダイヤ
と、厳しい状況が続いています。
そんな中で設定される「花たび宗谷」は、路線の魅力を再発見するための特別な列車とも言えます。
「いつまで走るかわからない」
だからこそ、乗れるうちに乗っておきたい1本です。
◆ きっぷ・指定席情報は要チェック
- 全車指定席
- 指定席券+乗車券(またはフリーきっぷ)が必要
- 発売開始直後に満席になる年もあり
特に鉄道ファンや道外からの旅行者には人気が高く、早めの指定席確保が必須です。
◆ まとめ|2026年春、宗谷本線に“急行”が帰ってくる
2026年5月、宗谷本線に再び現れる急行「花たび宗谷」。
- 日本最北の本線を走る
- 春限定・週末限定
- 今や貴重な急行気動車
条件がそろった、まさに一期一会の列車です。
この春は、**JR北海道**が贈る特別な列車で、最北の鉄路を旅してみてはいかがでしょうか。
「花たび宗谷」の車両は、こちらのイベントにも参加予定です。
宗谷本線の特急列車「宗谷」「サロベツ」は、2026年3月14日のダイヤ改正で全席指定席となっています。



