JR東日本は、2026年7月18日(土)から、羽越本線を走る特急「いなほ」に使用されているE653系の一編成について、国鉄時代に活躍した寝台特急583系をイメージした特別塗装で運行すると発表しました。
この特別塗装車両は、夏の観光シーズンにあわせた企画「山形庄内夏の観光キャンペーン」の一環として登場し、日本海沿いを走る特急「いなほ」に、どこか懐かしい昭和の雰囲気を添える存在となりそうです。
今年の夏は、いざ、山形庄内へ。庄内の魅力を発信!
JR東日本ホームページ
~山形庄内夏の観光キャンペーン~
対象は新潟車両センターのE653系1編成
alt="JR東日本特急「いなほ」E653系" class="wp-image-6451"/>今回塗装変更が行われるのは、新潟車両センター所属のE653系1編成(7両)。
現在のE653系は、鮮やかな車体色が特徴ですが、今回の特別仕様では、583系を思わせるクリーム色を基調に青いラインを配した往年の国鉄特急カラーが再現されます。
単なる復刻デザインではなく、現代の車両に往年のデザインを落とし込むことで、「懐かしさ」と「新しさ」が同居する仕上がりになる点も注目です。
583系とはどんな車両だったのか
583系は、1960年代から国鉄を代表する特急・寝台特急用車両として活躍した名形式です。
昼は座席特急、夜は寝台特急として運用できるという画期的な構造を持ち、「はつかり」「日本海」「ゆうづる」など、数々の名列車に投入されました。
特に日本海縦貫ルートでは象徴的な存在であり、今回「いなほ」にそのカラーが採用されることは、羽越本線と583系の歴史的なつながりを意識した演出とも言えそうです。
運行開始は2026年7月18日から
特別塗装のE653系は、2026年7月18日以降、特急「いなほ」の定期列車として運行される予定です。
運行列車やダイヤは限定されていないため、通常の「いなほ」として自然に乗車できるのもポイント。
旅行者にとっては“たまたま出会える楽しみ”があり、鉄道ファンにとっては狙って乗りたい存在になりそうです。
この企画は、2026年度の夏の観光キャンペーン「山形庄内夏の観光キャンペーン」の一環で行われます。5月16日は、この企画の一つとして上野駅13番線「PLATFORM13」に新潟・庄内エリアを走る人気観光列車「海里」が来ます。
観光列車ではない「特別塗装」の魅力
今回のE653系は、いわゆる観光列車ではなく、あくまで通常の特急運用に就く点が特徴です。
だからこそ、日常の移動や観光の途中で、ふと昭和の名車を思わせる姿に出会える――
そんなさりげない演出が、鉄道の旅をより印象深いものにしてくれます。
常磐線では、657系「ひたち・ときわ」が人気の高かった651系の塗装に変更されています(2028年まで)。
「いなほ」に重なる、時代を超えた記憶
最新の特急車両であるE653系が、かつての583系の装いで日本海沿いを走る。
それは単なるデザイン変更ではなく、鉄道が積み重ねてきた時間や記憶を、今の時代へとつなぐ試みとも言えそうです。
この夏、特急「いなほ」に乗る機会があれば、ぜひ車体デザインにも注目してみてください。
きっと、旅の風景が少しだけ特別に見えてくるはずです。
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