JR東日本と東京メトロの相互直通運転開始から、2026年で60周年を迎えます。
これを記念して、JR東日本びゅうツーリズム&セールスでは、地下鉄博物館と鉄道博物館を結ぶ団体臨時列車「ダブルミュージアム号」を11月3日(火・祝)に運転します。
使用されるのは、中央・総武各駅停車と東京メトロ東西線の直通運転に使用されているE231系800代です。
葛西から大宮へ。地下鉄博物館から鉄道博物館へ。JR線・地下鉄相互直通運転60周年記念「ダブルミュージアム号」/ネット限定
JR東日本びゅーツーリズム&セールス
E231系800代で葛西から大宮へ
「ダブルミュージアム号」は、地下鉄博物館の最寄り駅である葛西駅を出発。
東京メトロ東西線から中央・総武各駅停車、中央線、武蔵野線を経由して大宮駅へ向かいます。
通常、E231系800代は中央・総武各駅停車と東京メトロ東西線の直通運転を中心に使用されています。
JR東日本によると、E231系800代は地下鉄東西線への乗り入れに対応するため、通常のE231系とは異なる仕様となっており、前面に非常用の貫通扉を備え、車体も地下鉄対応のストレート車体となっています。現在は7編成が三鷹車両センターに所属しています。
今回の「ダブルミュージアム号」では、このE231系800代が普段の運用範囲を越えて走行します。
中央・総武各駅停車では「通過運転」
今回特に注目したいのが、中央・総武各駅停車の区間です。
普段の中央・総武各駅停車では、各駅に停車するE231系800代ですが、「ダブルミュージアム号」は団体臨時列車のため、中央・総武線を通過運転します。
さらに三鷹駅から先の中央線にも入線。
E231系800代が三鷹以西を走行する機会は通常ありません。
JR東日本も今回のツアーについて、「普段は体験できない中央・総武線の通過運転や、三鷹以西の走行」を楽しめることを特徴として紹介しています。
地下鉄東西線直通用として登場したE231系800代が、中央線をさらに西へ進む姿は、普段の中央・総武各駅停車を知っている人ほど気になるところではないでしょうか。
さらに武蔵野線を経由して大宮へ
alt="武蔵野線E231系" class="wp-image-17186"/>「ダブルミュージアム号」は中央線から武蔵野線を経由して大宮駅へ向かいます。
武蔵野線では、かつて中央・総武線で使用されていたE231系0番代などが転用されて現在も活躍していますが、今回走るのは同じE231系でも地下鉄東西線直通用の800代です。
E231系自体は中央・総武線、武蔵野線などJR東日本の複数の路線で使用されていますが、番代によって車体や設備が異なります。
「E231系が武蔵野線を走る」というだけなら珍しくありませんが、東西線直通用の800代が武蔵野線を走るという点が今回の列車の面白いところです。
E231系800代は中央総武各駅停車と地下鉄東西線のみの運行
東京メトロ東西線では、JR東日本E231系800代・東葉高速2000形・東京メトロ05系・07系・15000系で運転されますが、それぞれの運行区間は決まっています。
E231系は、総武線の西船橋~津田沼間でも運行されています。
| 中央総武各駅停車 | 東京メトロ東西線 | 東葉高速 | |
| 三鷹~中野 | 中野~西船橋 | 西船橋~東葉勝田台 | |
| JR東日本 E231系800代 | 〇 | 〇 | × |
| 東京メトロ 05・07・15000系 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 東葉高速 2000形 | × | 〇 | 〇 |
E231系800代は、東京メトロ西船橋駅までの運行となっていて東葉高速線には入りません。
地下鉄博物館と鉄道博物館を1日で訪問
「ダブルミュージアム号」という名前の通り、今回のツアーでは地下鉄博物館と鉄道博物館の両方を訪れます。
当日はまず地下鉄博物館を開館前に見学。
その後、葛西駅から「ダブルミュージアム号」に乗車し、大宮駅へ向かいます。
鉄道博物館では、ツアー参加者限定で地下鉄博物館館長と鉄道博物館館長による特別トークショーも予定されています。
また、クリアファイルや缶バッジ、サボプレート、オリジナル掛け紙付き記念弁当などのツアー限定グッズも用意されます。
2026年は地下鉄博物館にとって開館40周年の年。東京メトロ東西線で直通運転を行う東葉高速鉄道も開業30周年を迎え、今年は両者のコラボレーション企画も行われました。
「直通運転60周年」ならではの列車
1966年10月1日に、国鉄と営団地下鉄(現在の東京メトロ)の相互直通運転が始まってから、2026年で60年。
今回の「ダブルミュージアム号」は、その歴史を振り返りながら、地下鉄博物館から鉄道博物館までを特別列車で結ぶ企画となっています。
E231系800代にとっても、普段の東西線・中央総武線の運用とは異なり、三鷹以西の中央線や武蔵野線を走る特別な機会です。
車両の珍しい走行ルートという面でも注目したい列車です。
※「ダブルミュージアム号」は9月30日現在の計画に基づく設定で、今後の運行計画変更により中止・区間変更となる場合があります。また、発着時間が変更される場合があります。


