2032年開業予定の村岡新駅設置へ 特急「湘南」が走る東海道貨物線で線路切換工事(11月22日・23日)

E257系 特急「湘南」 JR東日本

JR東日本は、東海道本線大船駅藤沢駅の間に建設を進めている村岡新駅(仮称)の設置工事に伴い、2026年11月22日(日)から23日(月)にかけて、東海道貨物線の線路切換工事を実施します。

今回の工事では、東海道貨物線の上下線を移設します。

工事による列車の運休は予定されていませんが、湘南新宿ライン・上野東京ラインの一部列車で運転時刻が変更される予定です。

東海道線大船・藤沢間村岡新駅(仮称)設置に伴う
線路切換工事の実施について

JR東日本ホームページ

村岡新駅は2032年頃の開業を予定

村岡新駅(仮称)は、JR東海道本線の大船駅と藤沢駅の間に設置される予定の新駅です。

JR東日本によると、東海道線のJR東日本管内では「100年ぶりの新駅」となる計画で、旧湘南貨物駅の跡地を活用して整備が進められています。

神奈川県、藤沢市、鎌倉市、JR東日本の4者が連携し、2032年頃の開業を予定しています。

新駅は、村岡地区と鎌倉市深沢地区を一体とした新しいまちづくりの拠点としても位置付けられています。

2024年から新駅設置工事が進められており、今回の線路切換工事もその一環です。

特急「湘南」は、村岡新駅の工事の関係でダイヤ変更も

なお、特急「湘南」は、村岡新駅(仮称)工事のため2026年10月13日(火)~2027年1月22日(金)の期間は、「湘南6号」「湘南8号」「湘南10号」「湘南24号」「湘南23号」で時刻が変更されます。

特に、東京方面へ行く上りの「湘南」は発車時刻が1分~2分早くなっていますので注意が必要です。

リンク:特急「湘南」一部列車の運転時刻変更について | えきねっと Q&A よくあるご質問

特急「湘南」も走る東海道貨物線を移設

今回の工事で注目したいのが、東海道貨物線です。

大船~藤沢間には、旅客列車が走る東海道線の線路とは別に、貨物列車などが使用する東海道貨物線があります。

この線路は貨物列車だけでなく、現在は特急「湘南」などの列車も走るルートとなっています。

今回、JR東日本は大船・藤沢間で東海道貨物線の上下線を移設します。

工事は、

2026年11月22日(日)昼12時頃~11月23日(月)朝5時頃

の約17時間にわたって実施されます。

なお、悪天候などによって工事を実施できない場合は、2027年1月10日(日)~11日(月)に延期される予定です。

東海道本線(湘南新宿ライン・上野東京ライン)は運休せず

湘南新宿ラインE231系・E233系 alt="湘南新宿ラインE231系・E233系" class="wp-image-15844"/>
湘南新宿ラインE231系・E233系

今回の線路切換工事によって、東海道本線(湘南新宿ライン・上野東京ライン)の運休は予定されていません。

東海道本線の運休は予定されていませんが、一部列車で運転時刻が変更される予定です。

これは、東海道貨物線が工事で使用できないため、特急「湘南」など一部列車は東海道線の旅客線を走行することになり、運転時刻が変更されるものとみられます。

新駅建設のための工事ですが、現在も営業列車が走っている区間で実施されるため、通常の駅建設とは少し違った工事になります。

JR東日本が公表した資料を見ると、今回の工事では東海道貨物線を現在の位置から北側へ移設します。

そして今後、東海道線の上り線も北側へ移設し、空いたスペースに村岡新駅のホームを建設する計画です。

つまり、今回の工事は新駅のホームを直接造る工事というより、

東海道貨物線を移設する

東海道線上り線を移設する

ホームを設置するスペースを確保する

という、新駅完成までの大きな工程の一つと見ることができます。

村岡新駅は島式ホームを予定

村岡新駅は、東海道線の上下線の間に1面2線の島式ホームを設置する計画です。

ホームは15両編成に対応し、ホームドアも設置される予定です。

橋上駅舎は3階建てで、延床面積は約930平方メートル。自由通路も整備され、駅周辺の南北を結ぶ交通拠点となる計画です。

JR東日本は、新駅の駅舎について環境性能にも配慮しており、ZEB認証を取得しています。

山崎(新藤沢)こ線橋も通行止め

今回の線路切換工事に伴い、道路にも影響があります。

工事時間帯には、山崎(新藤沢)こ線橋が通行止めとなります。

通行止めの時間は、

11月22日(日)昼12時頃~11月23日(月)朝5時頃

です。

このこ線橋は村岡市民センターの近くにあり、線路をまたぐ道路となっています。

鉄道の線路切換工事と同じ時間帯に通行止めとなるため、周辺を通行する場合は注意が必要です。

まとめ 2032年の新駅開業に向けて工事が進む

村岡新駅は、単に大船駅と藤沢駅の間に新しい駅を一つ増やすだけではありません。

藤沢市では、村岡地区と鎌倉市深沢地区を一体的に整備し、新駅を中心とした新しいまちづくりを進めています。2032年の開業に向けて、2024年から新駅や自由通路などの工事が進められています。

今回の線路切換工事では、普段はあまり意識することのない東海道貨物線が移設されます。

特急「湘南」などの列車が走る線路を移設し、その後さらに東海道線の線路を動かして新駅のホームを造るという、大規模な工事です。

2032年頃に予定されている村岡新駅の開業に向けて、まずは線路の配置そのものが変わることになります。

今後、東海道線の線路移設やホーム建設などが進むにつれて、新駅の姿も徐々に見えてきそうです。

村岡新駅の開業までにはまだ時間がありますが、今回の線路切換工事は、その新駅を実現するための重要な一歩と言えそうです。

タイトルとURLをコピーしました