東武鉄道は2026年10月16日、東武アーバンパークライン(東武野田線)で11月21日(土)にダイヤ改正を実施すると発表しました。
今回の改正では、平日朝ラッシュ時間帯に塚田駅・新船橋駅に停車する「区間急行」を新設するほか、柏駅~船橋駅間の列車をすべて5両編成に統一します。朝の船橋駅到着列車の混雑緩和を図るとともに、柏駅での乗り換えや始発列車の時刻も見直します。
さらに、現在は大宮~船橋間での運行となっている急行列車についても普通列車と同様に柏駅で系統分離を行います。
東武アーバンパークラインにおいて
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2026年11月21日(土)ダイヤ改正を実施します
朝の船橋行き急行5本を区間急行に変更
今回のダイヤ改正では、平日朝ラッシュ時間帯に船橋駅へ向かう急行列車の一部を、新種別の「区間急行」に変更します。
区間急行は、急行停車駅に加えて塚田駅・新船橋駅にも停車します。柏駅を6時31分から8時32分までに出発する船橋行き5本が対象です。
区間急行の運転時刻
| 柏 | 高柳 | 新鎌ケ谷 | 塚田 | 新船橋 | 船橋 |
| 6:31 | 6:38 | 6:42 | 6:49 | 6:51 | 6:54 |
| 7:00 | 7:07 | 7:11 | 7:18 | 7:21 | 7:23 |
| 7:31 | 7:38 | 7:42 | 7:50 | 7:53 | 7:55 |
| 8:02 | 8:10 | 8:14 | 8:22 | 8:24 | 8:27 |
| 8:32 | 8:41 | 8:45 | 8:52 | 8:55 | 8:57 |
※時刻は東武鉄道の発表によるものです。
塚田駅・新船橋駅は、東武鉄道によると利用者が増加傾向にある駅です。これまで急行が通過していた両駅に停車する列車を設定することで、朝の通勤・通学時間帯の利便性向上が期待されます。
一方、急行列車の停車駅を増やすだけでなく、普通列車の本数も増やすことで混雑緩和を図る点が今回の改正の特徴です。
6時台~8時台に新船橋駅を発車する列車が5本増加
今回の改正では、新船橋駅を発車する列車が5本(=区間急行の本数)増えます。
東武鉄道は、船橋駅に到着する列車の利用が多い時間帯を中心に、列車の設定時刻や運転区間を見直すとしています。
また、新船橋駅を発車する船橋行き列車の本数は、区間急行と普通列車を合わせて次のように増加します。
ただし、増加する5本の列車は、急行を区間急行に変更した列車ですので、列車の本数が増えるのは、区間急行が停車する塚田駅・新船橋駅のみとなります。
| 時間帯 | 現行 | 改正後 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 6時台 | 9本 | 10本 | +1本 |
| 7時台 | 10本 | 13本 | +3本 |
| 8時台 | 10本 | 11本 | +1本 |
新船橋駅から船橋駅へ向かう列車は、7時台に3本増えることになります。朝の利用が集中する時間帯に列車を増やすことで、混雑の分散につながるか注目したいところです。
3.柏~船橋間は全列車5両編成に統一
今回のダイヤ改正でもう一つ注目したいのが、柏駅~船橋駅間の車両編成です。
改正後は、同区間を走る列車を80000系および60000系の5両編成に統一します。これまで運転されていた6両編成は、柏~船橋間では運転されなくなります。
一方、大宮駅~柏駅間については、引き続き5両編成または6両編成で運転されます。
このため、改正後は一部列車を除いて柏駅で折り返し運転となり、大宮方面と船橋方面を直通する列車の運転体系も変わります。
ただし、日中時間帯の急行列車については、柏駅で大宮方面と船橋方面の急行列車同士を乗り換えられるようにダイヤを設定するとしています。
つまり、単純に直通運転を取りやめるだけではなく、柏駅での乗り換えを考慮した運行体系に変更する形です。
4.6両編成の運転終了はワンマン運転導入に向けた動き
柏~船橋間の5両編成への統一については、2026年6月に東武鉄道が発表したワンマン運転の導入計画とも関係しています。
当ブログでは以前、柏~船橋間でのワンマン運転導入と5両編成化について取り上げました。柏駅~船橋駅間では2026年度末からワンマン運転が開始される予定となっています。
今回のダイヤ改正により、柏~船橋間では5両編成への統一が具体的に進みます。車両編成をそろえることで、運用や乗車位置の統一などにもつながります。
東武鉄道は今回の発表で、子ども連れにやさしい車内空間「たのしーと」の乗車位置が統一されることや、省エネ・CO2削減による環境負荷の低減もメリットとして挙げています。
なお、今回の発表は柏~船橋間の5両編成化に関するものであり、大宮~柏間まで含めた全線の5両編成化を決定したものではありません。今後の動向については、公式発表を確認していく必要があります。
5.始発列車の繰り上げや夜間の乗り換え改善も実施
今回の改正では、朝の混雑対策と車両編成の統一以外にも変更があります。
まず、岩槻駅発の初列車の時刻を2分繰り上げ、春日部駅で東武スカイツリーラインの上り準急列車に乗り換えられるようにします。これにより、岩槻方面から新越谷駅・北千住駅方面へのアクセス改善を図ります。
また、平日夜間には、船橋駅発の上り急行列車の時刻を見直し、柏駅で普通大宮行きに乗り換えやすくします。船橋駅・新鎌ケ谷駅方面から流山おおたかの森駅・野田市駅方面への所要時間短縮を目指します。
朝の増発だけでなく、始発列車や夜間の乗り換えにも手を加える改正となっています。
11月に行われるダイヤ改正について
東武アーバンパークライン以外の路線でも11月にダイヤ改正が行われる路線があります。詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ
東武アーバンパークラインでは、2026年11月21日(土)にダイヤ改正を実施します。
今回の主な変更点は次の通りです。
- 平日朝の船橋行き急行5本を区間急行に変更し、塚田駅・新船橋駅に停車
- 柏~船橋間の全列車を80000系・60000系の5両編成に統一
- 一部列車を除き柏駅で折り返す運転体系に変更し、急行同士の乗り換えを考慮
- 岩槻駅発の初列車繰り上げや、平日夜間の柏駅での乗り換えを改善
朝の通勤・通学時間帯の混雑緩和と、柏~船橋間の5両編成化が大きなポイントです。ワンマン運転導入に向けた車両・運行体系の見直しが、今回のダイヤ改正でさらに具体化することになります。
今後は、改正後の混雑状況や柏駅での乗り換えが利用者にとってどのような変化をもたらすのかにも注目したいところです。



