インバウンド・観光客の増加で大変混雑している京都市バスですが、少しでも混雑を緩和するために市バスの乗降方法を変更することになりました。これにより多くの人が少しでも快適に利用できるようになればと思います。
京都市交通局ホームページ
京都市バスが**東京方式の「前乗り・先払い・後降り」**へ変更へ
京都市は2026年1月29日、混雑緩和と利便性向上を目的に、市バスの乗降方法を従来の「後ろ乗り・後払い・前降り」から、「前乗り・先払い・後降り」へと全面的に切り替える方針を発表しました。これは東京都の都バスで一般的な方式と同じ考え方です。
現行方式との違い
- 現行(京都)
- 後ろ扉から乗車 → 車内中央〜前方へ移動 → 前扉から降車し運賃支払い
→ 混雑時は乗客同士の行き来で遅れやストレスが発生しやすい。
- 後ろ扉から乗車 → 車内中央〜前方へ移動 → 前扉から降車し運賃支払い
- 変更後(東京 型)
- 前扉から乗車 → ICカード/現金先払い → 後方扉から降車
- 乗車時に料金を確実に支払い、降車は後方でスムーズに。
なぜ変更するのか?
導入の背景と狙い
・ 混雑緩和と運行遅延対策
京都市バスは繁忙路線で乗客が集中する運賃支払い時に前方で滞留しやすく、そのため乗降の流れが滞りやすくなるという問題が指摘されてきました。前乗り方式にすることで、乗車時に運賃が払われる=降車時の滞留が減ると見込んでいます。
・運賃トラブル・大型手荷物対応などの課題改善
運賃不足やICカードエラー、大型荷物の扱いなど、乗車前に対応した方がスムーズなケースが増えているため、乗車時にやり取りできる利点もあります。
導入スケジュール(予定)
この方式は直ちにスタートするのではなく、段階的に進められます:
・まず 令和8年度(2026年〜)から準備に着手
・停留所の位置変更やバス車両の改修、IC機器更新などを実施
・2028〜2030年度にかけて本格導入を目指す計画です。
住民/観光客へのメリットは?
期待される効果
・降車の流れがスムーズに
混雑時でも出口(後方)への移動がしやすくなると期待されます。
・運賃トラブルの軽減
乗車前に料金が完結するため、ICエラーや高額紙幣対応がしやすくなります。
・大型荷物の把握
手荷物のチェックなど追加サービス検討の余地が生まれることが期待できます。
注意点・課題
- 現状のバス停位置や道路環境によっては停留所改修が必要。
- 大規模改修に予算(約20億円規模)が必要。
- 利用者への周知・切り替え期間の混乱対策も重要になります。
現状の乗降方式について
今の京都市バスは、後ろから乗車して前で降りる方式で、降車時にICカードや現金で支払いをするのが基本です。東京とは逆の動きで、慣れていないと観光客が戸惑うこともあります。
まとめ
- 京都市バスが 東京都と同じ「前乗り・先払い・後降り」方式へ大きく舵を切ります。
- 混雑緩和、支払いトラブル対応など「滞留時間の削減」が狙いです。
- 2028〜2030年度にかけて段階導入予定で、路線ごとに改修を進める計画となっています。

