福島駅(福島県福島市)と槻木駅(宮城県柴田郡柴田町)を結ぶ路線を運営している阿武隈急行(あぶきゅう)は、2026年3月14日にダイヤ改正を行います。今回は、利用実態に応じた緩急をつけた内容となっています。いつも利用している列車が変更になっている可能性もありますので時刻表で確認が必要です。
2026年3月14日 ダイヤ改正を実施します。 | 阿武隈急行株式会社
阿武隈急行ホームページ
阿武隈急行 2026年3月14日 ダイヤ改正の基本
- 改正実施日:2026年3月14日(土)
- 改正のコンセプト:利用者ニーズに応じた利便性向上と経営改善(地域貢献ダイヤ)
今回の改正は、単純に本数を増減するだけでなく、時間帯・利用目的に応じて“緩急”をつけたダイヤ設計になっています。
朝ラッシュ・通勤通学時間帯の強化
福島駅発着の朝列車強化(ラッシュ対応)
- 朝6〜7時台の列車を 本数増発 して、運行間隔を約20分に短縮(従来40分程度から)
- 通勤・通学需要が高い福島近郊区間を中心に、朝時間帯の利便性を向上
- 混雑緩和・接続強化による利用促進を狙った改正
→需要の高い時間帯に対して間隔を詰める(密度高める)施策 といえます。
利用の実態に応じた「緩急」
日中時間帯:利用が少ない時間帯の整理
- 福島〜梁川間の日中(概ね10〜15時台)は、本数を 約1時間間隔へ見直し(従来は40分間隔中心)
→日中時間帯の乗客が少ない区間・時間帯は間隔を広げ、 過剰な列車本数を削減・運用効率化。
県境〜仙台方面:接続改善・空白時間の解消
- 宮城県側・県境区間(角田・丸森発)の 早朝上り列車を増発し、仙台方面への接続を強化
- 以前は槻木で約2時間空白があった時間帯についても、 1時間に1本程度の接続確保 へ改善
→利用パターンが異なる区間・時間帯にも最適化し、県境越え利用者の利便性を向上。
夜間・利用の少ない便の整理
- 夜間〜夕方の便については、 運行区間の短縮・近い便の統合 を実施
- 例として、槻木駅発20時台の列車が 丸森止まりに変更 され、丸森〜富野間では運行がなくなる時間帯が生じるなどの調整がある
→こちらも 乗車需要の少ない時間帯のカットや区間短縮で効率化 しています。
JR線・新幹線接続の強化
- 東北本線・東北新幹線への接続改善(午後の乗換時間を繰上げ、乗継利便性向上)
- 東京発新幹線最終列車から阿武隈急行下り列車への連絡も可能に
→ 長距離利用者・新幹線との接続ターゲットの利便性も意識した配慮。
まとめ:利用実態に応じた緩急のつけ方
| 時間帯・区間 | 施策 | 意図 |
|---|---|---|
| 朝ラッシュ(福島) | 列車増発・間隔短縮 | 通勤・通学対応 |
| 日中(福島〜梁川) | 本数減・間隔拡大 | 利用少区間の合理化 |
| 県境〜仙台方面 | 早朝増発・空白時間解消 | 他路線接続・利用促進 |
| 夜間 | 区間短縮・統合 | 低需要時間帯の効率化 |
| JR・新幹線接続 | 乗継改善 | 長距離利用を意識 |
→「需要の多い時間帯・区間は密、少ない時間帯は疎」というメリハリのあるダイヤ への最適化が進められています。

