かつて首都圏と会津地方を結んだ特急「あいづ」。その名を冠した列車が、2026年5月23日(土)に1日限りで復活します。使用車両は、今や波動用・臨時列車での活躍が中心となったE653系。定期運用から離れて久しい同形式が、往年の列車名を掲げて**JR東日本公式の特別列車として上野~会津若松間を走行**するということで、鉄道ファンの間でも注目度は高まりそうです。
1日限りの特別急行「リバイバルあいづ」上野から会津若松へ直行【往復乗車プラン】/ネット限定|日本の旅、鉄道の旅|JR東日本びゅうツーリズム&セールス
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「ふくしまデスティネーションキャンペーン」関連でE657系特急列車が651系「スーパーひたち」を想像させる姿で運行します。
上野発着という“象徴的ルート”
今回の「リバイバルあいづ」は、
上野駅~会津若松駅間を、東北本線・磐越西線経由で結びます。
上野駅発着という点も、この列車の大きな魅力です。
現在、特急列車の上野発着は極めて限られており、**「上野から在来線特急で地方へ向かう」**という体験自体が、もはや非日常となりました。
かつて当たり前だった上野口特急文化を、令和の時代に体感できる――
この点だけでも、十分“乗る価値のある列車”と言えるでしょう。
E653系×磐越西線という贅沢な組み合わせ
E653系といえば、
・常磐線特急
・485系置き換え世代
というイメージが強い形式ですが、近年は臨時列車や観光列車としての起用が中心です。
そのE653系が、
・阿賀野川沿い
・磐梯山を望む車窓
といった磐越西線屈指の景勝区間を昼間に走行するのは、実はかなり貴重。
スピード重視の新幹線移動では味わえない、
**「在来線特急で時間をかけて向かう旅」**の魅力を再認識させてくれそうです。
会津若松で約3時間の自由時間
ツアー行程では、会津若松到着後に約180分の自由行動時間が設定されています。
・鶴ヶ城
alt="鶴ヶ城 会津若松城" class="wp-image-4046" style="aspect-ratio:1.4988838877300839;width:640px;height:auto"/>・七日町通り
alt="会津若松 七日町通りの町並み" class="wp-image-4047"/>
・会津若松駅周辺の食文化
など、短時間ながらも会津らしさを十分に楽しめる設定。
「列車が目的だけど、せっかくなら土地も味わいたい」という層にも配慮された内容です。
旅行商品限定=“乗り鉄泣かせ”でもある?
注意点として、この「リバイバルあいづ」は
JR東日本びゅうツーリズム&セールスの旅行商品限定。
つまり、
・通常の指定席券
・えきねっと
では乗車できません。
一方で言えば、
確実にE653系に乗れる/座れる
という安心感があるのも事実。
近年の“即完売系臨時列車”に疲れた層には、むしろありがたい設定かもしれません。
なぜ今「あいづ」なのか?
2026年は、福島県でデスティネーションキャンペーンが展開される年。
今回の運行は、その流れを汲んだ観光×鉄道の象徴的企画と考えられます。
・列車名復活
・上野発着
・E653系使用
という要素を組み合わせてきた点からも、
**「単なる臨時列車では終わらせない」**という意気込みが伝わってきます。
まとめ
正直に言えば、
「1日だけなのが惜しい」
それが本音です。
ただし、
・車両
・ルート
・列車名
のバランスを見ると、かなり“分かっている人向け”の企画。
今後、
・別日程での追加設定
・別のリバイバル列車
につながる可能性も、ゼロではないでしょう。
まずはこの1日。
E653系が再び「あいづ」として上野を発つ姿を、しっかり目に焼き付けたいところです。

