サッカーW杯で衝撃の運賃設定 メットライフスタジアム行き列車が超高額に

アメリカの鉄道(イメージ) 海外の鉄道

2026年にアメリカ・カナダ・メキシコで開催されるサッカーの祭典、FIFAワールドカップ。その決勝会場にも選ばれているMetLife Stadiumへのアクセスをめぐり、アメリカで大きな議論が巻き起こっています。

なんと、ニューヨーク中心部からスタジアムへ向かう列車運賃が、通常の約12倍となる150ドル(約2万数千円)に設定されることが発表されたのです。

通常は約13ドル…それが150ドルへ

問題となっているのは、ニューヨーク・マンハッタンのペン駅から、ニュージャージー州のメットライフスタジアムへ向かうアクセス列車です。

通常、この区間の往復運賃は12.90ドル程度ですが、ワールドカップ開催日に限っては150ドルに大幅値上げされる予定です。

これは日本円換算で約2万円超にもなる水準で、SNSや海外メディアでは「高すぎる」「ぼったくりでは?」と批判が噴出しています。

なぜここまで高くなるのか?

運営するNJ TRANSITによると、理由は主に以下の通りです。

  • ワールドカップ期間中の大規模警備費用
  • 大量輸送体制の構築
  • 混雑対策
  • 専用列車運行費用
  • セキュリティ強化

特に、メットライフスタジアム周辺は自動車中心のインフラとなっており、徒歩アクセスが非常に困難な場所として知られています。

海外報道では「徒歩での来場は禁止レベル」とも報じられており、事実上、鉄道やシャトルバスへの依存度が極めて高い状況です。

FIFA側も“高すぎる”と懸念

この価格設定については、FIFA側も懸念を示しています。

報道によると、「観客の来場意欲を削ぐ可能性がある」として、地域経済への悪影響を心配する声も出ているとのことです。

一方でニュージャージー州側は、「FIFAは巨額収益を得るのに、輸送費負担をしていない」と反発。開催自治体とFIFAの間で、費用負担を巡る綱引きも起きています。

日本の感覚だとかなり衝撃的?

日本では、大規模イベント開催時でも“臨時列車を通常運賃で運転”するケースが一般的です。

もちろん特急料金や指定席料金が追加される場合はありますが、ここまで極端な値上げはかなり珍しい印象があります。

特に鉄道インフラが発達している日本の鉄道ファンからすると、

「ワールドカップで運賃12倍!?」

というのは驚きのニュースかもしれません。

決勝会場となる巨大スタジアム

なお、MetLife StadiumはNFLニューヨーク・ジャイアンツとジェッツの本拠地として知られる巨大スタジアムで、2026年ワールドカップでは決勝戦開催地にも選ばれています。収容人数は8万人超ともされ、アメリカ大会の“顔”ともいえる存在です。

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