岡山~高知間で高速バスを運行しているバス会社4社(両備バス、下津井電鉄、ジェイアール四国バス、とさでん交通)は、2026年4月1日にダイヤ改正を行うとを発表しました。今回の大きな変更点は、高知行きのバスの時刻を6時50分→7時10分に繰り下げ、新大阪6:00発の「みずほ601号」との接続を取ったことです。これにより高速バスでも大阪から10時前の高知駅到着が可能となります。
【20260401】高知線ダイヤ改正および一部停留所廃止-1.pdf
両備バスホームページ
高速バス 岡山〜高知線(龍馬エクスプレス号)2026年4月1日(木)〜 ダイヤ改正&停留所廃止
ダイヤ(時刻)改正
岡山発 → 高知方面(下り)
- 7:10 / 8:20 / 11:00 / 12:20 / 13:50 / 15:30 / 16:40 / 19:20 発
(以前は最初が 6:50 発 → 7:10 発に変更)
高知発 → 岡山方面(上り)
- 7:00 / 7:50 / 9:20 / 11:30 / 13:20 / 15:20 / 18:30 / 19:50 発
→ 1日8往復体制は維持されつつ、朝の始発時刻を新幹線からの乗り継ぎを意識した 7:10(岡山発)基準に調整。
停留所の廃止
- 「大豊(おおとよ)」停留所が 廃止になります。
(=四国側の途中停留所が1つ減り、停車パターンはシンプル化)
運賃・割引情報
運賃(片道)
- 大人片道:4,400円(列車 6,470円 通常期)
- 大人往復:7,920円(列車 12,940円 通常期)
- 学割片道:3,740円
岡山からは、「高知観光きっぷ」が往復8,640円でしたので互角に勝負できていましたが、3月31日で廃止された後は料金面で鉄道が厳しくなると思われます。
回数券
- 4枚綴り:14,200円(=1枚あたり3,550円)
→回数券の設定あり(4枚綴り割引)が残っている点はライバルの鉄道に対して割安性を持つポイントです。
ダイヤ改正の狙い・背景
新幹線からの乗継強化
岡山着の 新大阪6:50 新幹線到着 → 岡山 7:10 発 に合わせてダイヤを調整。
→ JR利用者の高速バスへの乗継を意識した改正 と言えます。
停留所整理で所要時間の簡素化
途中停留所を1つ減らすことで、ルートの効率化を図る意図がある可能性あり。
「鉄道 vs 高速バス」考察
・ 高速バスは依然として競争力あり
- 回数券の存在(1枚3,550円相当)は 鉄道のお得さ喪失との対比で訴求力あり。
- 8往復体制を維持しつつ、 新幹線との乗継を意識したダイヤ に対応。
・停留所廃止は利便性向上の可能性
- 「大豊」廃止で停車停留所が減るため、人によっては利便性が下がる一方、速達性が上がる可能性。
・鉄道側の割引切り下げと絡めると
- 鉄道での割安きっぷが廃止・縮小されている中、バスは割引回数券を維持。
→ 岡山〜高知間の費用感では バスが価格面で優位性を維持 できる余地あり。
・所要時間の差
- 鉄道(特急)は速い利点あり
- バスは価格や乗継の便利さで訴求
→ ターゲット層が変わる可能性大(例:時間優先 vs 価格優先)
まとめ
・高速バス岡山〜高知線、2026年4月1日改正で1日8往復維持+朝便を新幹線乗継対応へ
・途中停留所「大豊」廃止で速達性重視のダイヤに
・回数券継続でコスパ面で依然強い訴求力
・鉄道のお得なきっぷ大量廃止と合わせるとバス需要の相対的拡大余地あり


