JR九州は、2026年4月に開かれる「嵐」と「DREAMS COME TRUE」のイベントの際に宿泊施設が不足するため列車ホテルを計画していることが報道機関の発表により明らかになりました。このイベントについてJR西日本では、山陽新幹線で臨時列車を運行することを既に発表していますが、それだけでは需要に応じることは難しいようです。
ダブルイベントで福岡の宿泊事情が逼迫
問題となっているのは、2026年4月下旬に開催される2つのビッグイベントです。
一つは国民的グループ**嵐の福岡公演、もう一つはDREAMS COME TRUE**のライブ。
それぞれ
- みずほPayPayドーム福岡
- マリンメッセ福岡
といった大型会場での開催が予定されており、週末を中心に市内のホテルは早い段階から満室・高騰が予想されています。
「列車ホテル」とはどんな構想?
今回検討されている「列車ホテル」は、在来線の特急車両などを夜間、博多駅構内や近郊に留置し、その車内を宿泊施設として提供するというもの。
長距離夜行列車が減少した現在、空いている夜間の車両と線路設備を有効活用する案として注目されています。
想定される内容としては
- 座席をそのまま利用(簡易宿泊)
- トイレ・空調完備
- 駅直結で移動が不要
といった点が挙げられ、**終演後にそのまま泊まれる“動かない夜行列車”**のような存在になる可能性もあります。
鉄道ファン目線での注目ポイント
この構想が実現すれば、単なる宿泊対策にとどまらず、
- 特急車両で「泊まる」という非日常体験
- 夜行列車文化の疑似的復活
- 観光列車・イベント列車の新たな活用モデル
といった点で、鉄道ファンにとっても非常に興味深い取り組みとなりそうです。
かつての「ムーンライト」や夜行特急を思い出す人も多いのではないでしょうか。
実現は未定、だが今後の発表に注目
現時点では、あくまで検討段階であり、
- 使用車両
- 料金
- 予約方法
- 実施日数
などの詳細は明らかになっていません。しかし、インバウンド回復と大型イベント増加が続く中、“列車×宿泊”という発想は今後全国に広がる可能性もあります。
2026年春、福岡で実現すれば、JR九州ならではの柔軟な発想がまた一つ形になるかもしれません。
今後の正式発表に注目したいところです。

