JR九州が特急列車内に「鉄道グッズ専用自動販売機」を設置
「駅ナカ」でも「ネット通販」でもない、まさかの“車内”限定販売。
これはなかなか面白い取り組みが始まりました。
JR九州は、特急列車の車内に鉄道グッズ専用の自動販売機を設置し、乗車中にしか購入できない限定グッズの販売を開始しています。
対象となる車両は
883系・885系・787系。
いずれもJR九州を代表する特急車両で、「観光列車的な要素」を持つ編成が選ばれている点も注目です。
JR九州ホームページ
「買うために乗る」から「乗ったついでに買う」へ
鉄道グッズといえば、
- 駅の売店
- イベント会場
- 公式オンラインショップ
この3つが定番でした。
今回のように「列車に乗らなければ買えない」という販売方法は、実はありそうでなかった発想です。
特急列車で移動中、
「せっかくこの列車に乗ったのだから、何か記念になるものを」
そんな気持ちを、自然に後押しする仕組みとも言えそうです。
現在、JR西日本は駅の売店でキハ40系のピンバッジを販売しています。試しに2つ購入したら岡山色とetSETOraでした。
alt="キハ40系ピンバッジ(岡山色)" class="wp-image-10313"/>
alt="キハ40系ピンバッジ(etSETOra)" class="wp-image-10314"/>自動販売機は6号車デッキに設置
自動販売機は、6号車のデッキ付近に設置。
車内販売ワゴンの代替というよりは、“旅の途中で立ち寄る小さな売店”といった存在です。
支払いは完全キャッシュレス対応。
交通系ICをはじめ、PayPayや楽天ペイなど複数の決済方法が利用可能となっています。
「小銭を用意しなくていい」という点も、現代的で好印象ですね。
第1弾は883系が主役
今回の第1弾グッズは、883系をモチーフにしたものが中心。
特に目を引くのが、
- ゆけむりキーホルダー(883系デザイン)
- 駅名標マグネット(シークレット入り)
この2点。
駅名標マグネットは、博多・小倉・別府・大分など、
883系が走る区間をイメージさせるラインナップになっています。
「どの駅が出るかわからない」という仕様は、
つい“もう1回”と手が伸びてしまいそうです。
そのほか、
- トレ旅ハンカチ
- トレ旅メモ
- トレ旅ロール付箋
といった、実用性の高いアイテムも用意されています。
885系・787系展開にも期待
alt="JR九州 885系" class="wp-image-10318"/>
alt="JR九州 787系" class="wp-image-10319"/>今回の発表では、
今後、885系・787系デザインのグッズも順次登場予定とされています。
車両ごとにグッズが変わるとなれば、
- 「あの列車に乗った記念」
- 「この系式に乗った証拠」
そんな集め方もできそうです。
鉄道ファンだけでなく、
観光で特急を利用した人が“思い出として持ち帰る”には、ちょうど良い価格帯と内容になりそうですね。
鉄道グッズの売り方も変わる時代
今回の取り組みは、
「グッズを売る」というよりも、“体験を売る”という印象を受けます。
乗っている列車の中で、
その列車のグッズを買う。
シンプルですが、鉄道ファンの心をよく分かっている仕掛けです。
今後、他社や他路線にも波及していくのか。
鉄道グッズの新しい販売スタイルとして、しばらく注目しておきたいところです。
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