JR九州は8月18日、車両故障の影響で運行計画を変更している久大本線の特急「ゆふいんの森」について、9月19日(土)以降の運行計画を発表しました。
これまで「ゆふいんの森3・4号」は運休となり、代わりに特急「ゆふ73・74号」が運転されていましたが、9月19日(土)から「ゆふいんの森3・4号」の通常運転を再開します。
当初は9月30日(水)まで運休する予定だったため、今回の発表は「ゆふいんの森」の通常運転復帰が前倒しされた形となります。
JR九州ホームページ
「ゆふいんの森」9月19日から全列車が通常運転
今回の変更は、車両故障に伴って一時的に運行計画を変更していた「ゆふいんの森」の車両修繕完了の目処が立ったことによるものです。
JR九州では7月31日(金)から9月18日(金)までの期間について、以下の運行計画を案内していました。
- 「ゆふいんの森1・2・5・6号」:通常通り運転
- 「ゆふいんの森3・4号」:運休
- 「ゆふいんの森3・4号」の代わりに「ゆふ73・74号」を臨時運転
「ゆふ73・74号」は185系4両編成で運転されています。
当初、7月30日時点ではこの運行計画を9月30日(水)まで実施すると案内されていました。
ところが今回、車両修繕完了の目処が立ったことから、9月19日(土)以降は計画を変更。
「ゆふいんの森1~6号」が通常通り運転されます。
これに伴い、代替として運転されている「ゆふ73・74号」の臨時運転は終了します。
下り(博多駅→由布院駅方面)
| 列車名 | 博多 | 由布院 | 大分 | 別府 | |
| ゆふ1号 | 7:43 | 10:02 | 10:51 | 11:04 | キハ185系 |
| ゆふいんの森1号 | 9:17 | 11:31 | キハ72系 | ||
| ゆふいんの森3号 | 10:11 | 12:27 | 13:18 | 13:31 | キハ71系 (9月19日から運転) |
| ゆふ73号 | 10:11 | 12:27 | 13:18 | 13:31 | キハ185系 (9月18日まで運転) |
| ゆふ3号 | 12:14 | 14:39 | 15:29 | 15:46 | キハ185系 |
| ゆふいんの森5号 | 14:38 | 16:50 | キハ72系 |
上り(由布院駅→博多駅方面)
| 列車名 | 別府 | 大分 | 由布院 | 博多 | |
| ゆふ2号 | 8:20 | 9:08 | 11:20 | キハ185系 | |
| ゆふいんの森2号 | 12:01 | 14:19 | キハ72系 | ||
| ゆふ4号 | 13:13 | 13:25 | 14:15 | 16:31 | キハ185系 |
| ゆふいんの森4号 | 14:36 | 14:58 | 15:56 | 18:10 | キハ71系 (9月19日から運転) |
| ゆふ74号 | 14:36 | 14:58 | 15:56 | 18:10 | キハ185系 (9月18日まで運転) |
| ゆふいんの森6号 | 17:17 | 19:27 | キハ72系 |
キハ185系による「ゆふ73・74号」についてはこちらをご覧ください。
当初の予定より12日早く通常運転へ
今回の発表で注目したいのが、「ゆふいんの森3・4号」の復帰時期です。
当初は9月30日(水)まで運休する計画でしたが、実際には9月19日(土)から通常運転を再開することになりました。
つまり、当初の予定より12日早く復帰することになります。
「ゆふいんの森3・4号」は、博多駅と由布院・別府方面を結ぶ列車です。
現在のダイヤでは、下り「ゆふいんの森3号」が博多駅を10時11分に発車し、由布院駅には12時32分、大分駅には13時20分、別府駅には13時31分に到着します。
上り「ゆふいんの森4号」は別府駅を14時36分、大分駅を14時58分、由布院駅を15時56分に発車し、博多駅には18時10分に到着するダイヤです。
これまでこの時間帯では「ゆふいんの森」の代わりに「ゆふ73・74号」が運転されていましたが、9月19日からは再び「ゆふいんの森3・4号」に戻ります。
「ゆふいんの森」は2種類の車両で運転
特急「ゆふいんの森」は、JR九州を代表する観光列車の一つです。
現在は、1989年に登場した「ゆふいんの森Ⅰ世」と、1999年から運転されている「ゆふいんの森Ⅲ世」の2種類の車両が使用されています。
「ゆふいんの森Ⅰ世(キハ71系)」は4両編成で、主に「ゆふいんの森3・4号」に使用されています。
一方、「ゆふいんの森Ⅲ世(キハ72系)」は5両編成で、「ゆふいんの森1・2・5・6号」を担当しています。
今回運転を再開する「ゆふいんの森3・4号」は、通常はⅠ世の車両で運転される列車です。
そのため、今回の発表は「ゆふいんの森3・4号」が再び通常の列車として運転されることを意味します。
9月19日乗車分は8月19日10時から発売
9月19日(土)から「ゆふいんの森3・4号」の通常運転が再開されることになりましたが、乗車を予定している人はきっぷの発売日にも注意が必要です。
JR九州によると、きっぷは乗車日の1カ月前の午前10時から発売されます。
そのため、9月19日(土)に運転される「ゆふいんの森3号」のきっぷは、8月19日(水)午前10時から発売開始となります。
購入方法は、JR各社のインターネット列車予約サービス、主な駅の「みどりの窓口」、主な旅行会社の窓口などです。
「ゆふいんの森」は全車指定席のため、乗車前に座席の指定を受ける必要があります。
9月の連休に由布院方面への旅行を計画している人などにとっては、今回の前倒し復帰はうれしいニュースになりそうです。
まとめ 10月以降も「ゆふいんの森」を通常運転
JR九州では、10月1日(木)以降についても「ゆふいんの森1~6号」を通常通り運転するとしています。
ただし、定例の車両検査などによって運休となり185系「ゆふ」での運行となる日があります。
10月以降の具体的な運転日は、JR九州が公開している運転日カレンダーで確認する必要があります。
今回の車両故障によって「ゆふいんの森3・4号」は一時的に運休となっていましたが、車両修繕完了の目処が立ったことで、当初予定より早く通常運転へ戻ることになりました。
2026年9月19日(土)からは「ゆふいんの森1~6号」がそろって通常運転となります。
由布院・別府方面への旅行を考えている人にとっては、これまでよりも選択肢が広がることになりそうです。
なお、9月19日運転分の「ゆふいんの森」の指定席は8月19日(水)午前10時発売開始となるため、乗車を予定している場合は早めに予約しておきたいところです。


