JR北海道8月31日で11駅のみどりの窓口営業終了 9月から「話せる券売機」でのきっぷ販売へ

本州唯一のJR北海道の駅「奥津軽いまべつ駅」 JR北海道

JR北海道では、駅のきっぷ販売をセルフ方式へ移行する取り組みを進めています。

今回、新たに11駅で「みどりの窓口」の営業を2026年8月31日で終了すると発表しました。

9月からは、各駅に設置されている「話せる券売機」などを利用して、きっぷを購入する方式へ移行します。

ただし、みどりの窓口がなくなった後も、駅係員によるきっぷの精算や案内は引き続き行われます。

「きっぷ販売のセルフ化」(「みどりの窓口」の営業終了)について

JR北海道ホームページ

JR北海道11駅でみどりの窓口営業終了

今回、みどりの窓口の営業を終了する駅は次の11駅です。

  • 函館地区
    • 北海道新幹線:奥津軽いまべつ・木古内
    • 函館本線:七飯・森・八雲
  • 室蘭・苫小牧地区
    • 室蘭本線:長万部・伊達紋別・白老
    • 石勝線:追分
  • 札幌地区
    • 札沼線(学園都市線):当別
  • 帯広・釧路・根室地区
    • 根室本線:新得

JR北海道によると、9月からはこれらの駅で「みどりの窓口」による対面販売を終了し、セルフ方式によるきっぷ販売へ移行します。

今回の対象駅には、函館本線の長万部駅・八雲駅・森駅や、根室本線の新得駅、室蘭本線の白老駅・伊達紋別駅など、北海道を旅行する際に利用する機会のある駅も含まれています。

また、北海道新幹線の木古内駅と奥津軽いまべつ駅も対象となっています。これにより、本州に唯一存在したJR北海道の「みどりの窓口」はなくなります。

特に新幹線を利用する旅行者にとっては、駅のきっぷ販売方法が変わることを事前に知っておきたいところです。

「話せる券売機」で特急券などを購入可能

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話せる券売機

みどりの窓口の営業終了後に中心となるのが、JR北海道の「話せる券売機」です。

今回の11駅には「話せる券売機」が設置されており、利用者自身が操作してきっぷを購入できます。

さらに、操作方法などが分からない場合には、券売機からオペレーターを呼び出すことが可能です。

遠隔でオペレーターがきっぷの購入をサポートしてくれるため、通常の自動券売機よりも有人窓口に近い形で利用できます。

「話せる券売機」では、新幹線・在来線の指定席特急券の購入に対応するほか、快速「エアポート」の「uシート」も購入できます。

また、「えきねっと」で予約したきっぷの受け取り、定期券の購入、KitacaなどのICカードへのチャージにも対応しています。

そのため、みどりの窓口が終了しても、列車の利用に必要なきっぷを購入するための設備がなくなるわけではありません。

「話せる券売機」のほうが長い時間利用できる駅も

今回のみどりの窓口営業終了で注目したいのが、営業時間の違いです。

例えば当別駅では、現在のみどりの窓口が7時から16時までの営業なのに対して、「話せる券売機」は5時10分から23時15分まで利用できます。

新得駅も、みどりの窓口は8時から18時20分までですが、「話せる券売機」は5時50分から23時20分まで利用できます。

このように、みどりの窓口と比べると「話せる券売機」のほうが長い時間利用できる駅もあります。

なお、今回対象となる駅の「話せる券売機」は、稼働時間のうち6時から23時までオペレーターによる対応が行われます。

ただし、駅や時間帯によって利用できるサービスが異なる場合もありますので、旅行前には確認しておくと安心です。

みどりの窓口終了後も駅係員による案内は継続

今回の発表で、もう一つ覚えておきたいポイントがあります。

それは、みどりの窓口が終了しても駅係員による「きっぷの精算」「ご案内」は継続するということです。

つまり、駅そのものが無人化されるという発表ではありません。

きっぷの購入については「話せる券売機」などを利用するセルフ方式へ移行する一方、駅係員が必要な案内や精算について対応する体制は残されます。

「みどりの窓口終了=駅員がいなくなる」と考えてしまいがちですが、今回の11駅についてはそこが大きな違いです。

「えきねっと」の利用も便利に

JR北海道では、きっぷ販売のセルフ化とあわせて、インターネット予約サービス「えきねっと」の利用も案内しています。

「えきねっと」なら、駅に行かなくてもパソコンやスマートフォンから新幹線や特急列車などの予約ができます。

予約したきっぷは、駅の「話せる券売機」や指定席券売機で受け取ることができます。

さらに、在来線チケットレスサービスや新幹線eチケットサービスを利用すれば、きっぷを受け取ることなく交通系ICカードなどで乗車することも可能です。

今後、JR北海道を利用する機会がある方は、「駅のみどりの窓口で購入する」という方法だけでなく、「えきねっとで予約→駅の券売機で受け取る」という方法も覚えておくと便利でしょう。


JR北海道の「みどりの窓口」がある駅は、こちらで確認できます。

JR北海道のみどりの窓口は今後も変化

JR北海道では、これまでも駅のきっぷ販売方法を見直してきました。

近い例では、2026年4月30日に札幌市内にある札沼線(学園都市線)の6駅(八軒駅・新川駅・新琴似駅・篠路駅・拓北駅・あいの里教育大駅)で「みどりの窓口」の営業を終了しました。

今回の11駅を含め、今後も利用状況などを踏まえて「みどりの窓口」から「話せる券売機」などへの移行が進む可能性があります。

旅行や出張などで北海道を訪れる際には、「以前はみどりの窓口があったから今回も大丈夫」と考えるのではなく、利用する駅の最新の営業状況を確認しておくことが大切です。

特に、北海道では駅と駅の距離が長く、別の駅まで移動してきっぷを購入するのが簡単ではないケースもあります。

あらかじめ「えきねっと」で予約しておく、必要なきっぷを事前に確認しておくなど、セルフ方式を上手に活用したいところです。

JR北海道では、2026年8月31日をもって当別・白老・伊達紋別・長万部・八雲・森・七飯・木古内・奥津軽いまべつ・追分・新得の11駅でみどりの窓口が営業終了します。

9月以降は「話せる券売機」を中心としたきっぷ販売に変わりますので、これらの駅を利用する予定がある方は注意してください。

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