近江鉄道で、新たな車両がデビューします。
近江鉄道線管理機構と近江鉄道は、2026年8月12日(水)から「近江鉄道200形」203編成の運行を開始すると発表しました。
今回登場する203編成は、西武鉄道から譲り受けた車両を近江鉄道仕様に改造したもの。さらに、近江鉄道でかつて活躍した「500形」の晩年のカラーリングを復刻しています。
近江鉄道創立130周年、そして「昭和100年」という節目に合わせた車両として登場することになりました。
「近江鉄道500形」晩年のカラーリングを復刻!
近江鉄道ホームページ
「近江鉄道200形」203編成デビュー!
近江鉄道200形203編成が8月12日から運行開始
今回デビューするのは「近江鉄道200形」203編成です。
運行開始日は2026年8月12日(水)。
編成は2両編成で、車両番号は「203号+1203号」となっています。
運行区間は近江鉄道の全線です。
- 本線(米原駅~貴生川駅 47.7キロ)
- 多賀線(高野宮駅~多賀大社前駅 2.5キロ)
- 八日市線(近江八幡駅~八日市駅 9.3キロ)
つまり、特定の路線だけではなく、近江鉄道の全線で運行される予定です。
ただし、近江鉄道によると運行スケジュールは毎日異なるため、203編成に乗車したい、あるいは写真を撮影したいという方は、当日の運行状況を確認する必要があります。
西武2000系を譲り受けた「近江鉄道200形」
alt="西武鉄道2000系(新宿線)" class="wp-image-13254"/>近江鉄道200形は、西武鉄道で2000系として活躍していた車両を譲り受け、近江鉄道向けに改造した車両です。
西武2000系は、主に池袋線や新宿線などで長年活躍してきた車両。
その車両が近江鉄道へ移籍し、内外装や機器などを近江鉄道仕様に変更して「200形」となりました。
近江鉄道では、すでに201編成が2025年10月から運行を開始しています。
今回の203編成は、同じ200形でありながら、見た目が大きく異なるのが注目ポイントです。
「近江鉄道500形」のカラーリングを復刻
203編成最大の特徴が、車体のカラーリングです。
今回の203編成では、かつて近江鉄道で活躍した「500形」の晩年のカラーリングを復刻。
オレンジ単色塗装となっています。
近江鉄道500形は1969年から2006年頃まで活躍した車両です。
1969年4月に501号編成が完成したのを皮切りに、1983年竣工の506号編成まで、6編成が製造されました。
車体は近江鉄道の自社工場で製造された車両で、17m級の比較的長い車体を持っていたほか、ステンレス製のドアを採用するなど、当時の近江鉄道の近代化にも貢献した車両でした。
近江鉄道の主力車両として活躍し、「ビア電」や多賀線の初詣臨時列車などにも使用されたということです。
その500形が走っていた時代を思い起こさせるカラーリングが、現在の200形203編成に復活することになります。
現代の車両に昔の近江鉄道を思わせるカラーリングが施されることで、少し懐かしい雰囲気を感じられそうです。
「昭和100年」と近江鉄道創立130周年の節目に登場
今回のカラーリング復刻には、近江鉄道にとって大きな意味があります。
2026年は、近江鉄道の創立130周年。
さらに「昭和100年」という節目の年でもあります。
そこで、かつて近江鉄道を走っていた500形の晩年の姿をイメージしたカラーリングを200形203編成に施しました。
近江鉄道によると、往年の近江鉄道の姿を思い起こしてもらい、昭和の雰囲気を身近に感じてもらえる車両として運行するとのことです。
西武鉄道からやって来た比較的新しい世代の車両に、かつて近江鉄道で活躍した車両のカラーリングを組み合わせるというのは、なかなか興味深い取り組みではないでしょうか。
近江鉄道200形203編成の運行概要
今回デビューする203編成について整理しておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車両 | 近江鉄道200形203編成 |
| 運行開始日 | 2026年8月12日(水) |
| 編成 | 2両編成 |
| 車両番号 | 203号+1203号 |
| 運行路線 | 近江鉄道全線 |
| カラーリング | 近江鉄道500形晩年のオレンジ単色塗装 |
| 運行スケジュール | 毎日異なる |
運行するのは本線・多賀線・八日市線の全線。
一方で、毎日の運行スケジュールは異なるため、必ずしも希望する日に乗車できるとは限りません。
203編成を目当てに近江鉄道を訪れる場合は、この点には注意したいところです。
近江鉄道はこどもはこどもICOCA利用で10円
近江鉄道は、2026年3月1日から交通系IC乗車券(ICOCA等)が利用可能になりました。「こどもICOCA」を利用した場合は1乗車10円のサービスを行っています。
また、2026年10月11日には「ガチャフェス2026」のイベントにあわせて、おとな100円・こども無料になります。
まとめ 近江鉄道を訪れる楽しみがまた一つ増えそう
近江鉄道では、さまざまな車両が活躍しており、鉄道ファンにとっても興味深い路線です。
今回の200形203編成は、西武鉄道2000系をルーツとする車両でありながら、外観にはかつての近江鉄道500形を思わせるカラーリングを採用。
「西武鉄道の車両」と「近江鉄道の歴史」が一つの車両に組み合わされた形になっています。
特に、かつて500形を知っている方にとっては、現在の近江鉄道でオレンジ色の車両を見ることで、昔の近江鉄道を思い出すきっかけになるかもしれません。
また、これから近江鉄道を訪れる人にとっても、203編成を探して乗車したり、沿線で撮影したりする楽しみが増えそうです。
2026年8月12日から運行を開始する近江鉄道200形203編成。
近江鉄道創立130周年と昭和100年という節目に登場する「500形カラー」の新しい200形として、今後の活躍に注目したいですね。



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