室蘭本線(有珠~長和間)でキハ261系回送列車が倒木と衝突して脱線 特急「北斗」全列車運休に

キハ261系特急「北斗」有珠駅 JR北海道

JR北海道によると、2026年8月27日夜室蘭本線の有珠~長和駅間で回送列車が倒木などに衝突し、脱線する事故が発生しました。

この影響で、8月28日は室蘭本線を走る特急「北斗」が全列車運休となるなど、大きな影響が出ています。

室蘭線 有珠~長和駅間 回送列車の脱線について

JR北海道ホームページ

(2026年8月29日追記)2026年8月30日から東室蘭~函館間に代行バスと臨時快速列車が運行されます。詳しくはこちらをご覧ください。

キハ261系の回送列車が倒木と衝突

当日、長万部~伊達紋別間では先に大雨による路盤流出や土砂流入などが確認されていました。

一方、有珠~長和間では19時18分ごろに貨物列車が異常なく通過していました。

事故現場を最後に通過したのは19時18分ごろの貨物列車95列車で、この時点では異常は確認されていませんでした。

その後、降雨によって線路脇の斜面が崩れ、土砂とともに倒木が線路内へ流入。

22時30分ごろ、洞爺発札幌行きのキハ261系回送列車が倒木に衝突し、脱線しました。

列車は倒木などと衝突した後に停止しましたが、先頭車両の1軸目が進行方向右側へ脱線しました。

なお、事故が発生した列車は新エントモトンネル内で停止しています。

事故発生時、列車には乗務員が乗車していましたが、けが人はいないということです。

今回の事故では、列車そのものが原因となったものではなく、大雨によって斜面が崩れ、土砂とともに倒木が線路内へ流入したことが事故につながったとみられています。

JR北海道では現在、詳しい事故原因や現場の状況について調査を進めています。

特急「北斗」は8月28日全列車運休

この事故によって室蘭本線の一部区間が運転できなくなったため、8月28日の列車運行にも大きな影響が出ています。

特に影響が大きいのが、札幌~函館間を結ぶ特急「北斗」です。

8月28日は「北斗」が函館~札幌間で全列車運休となりました。

「北斗」は札幌と函館を結ぶ主要な特急列車で、室蘭本線を経由して運転されています。そのため、今回のように室蘭本線で長時間にわたって運転できない状況になると、列車の運休範囲も広くなります。

また、室蘭本線の普通列車についても運休が発生しています。

長万部~伊達紋別間では終日運休となり、伊達紋別~東室蘭間でも一部の列車が運休しています。

利用を予定している場合は、駅へ向かう前に最新の運行情報を確認することをおすすめします。

復旧の見込みは現時点で立たず

今回の事故では、単なる倒木の撤去だけではなく、土砂が線路内へ流入したうえ、回送列車が脱線しています。

そのため、復旧には時間がかかる可能性があります。

JR北海道は8月28日時点で、運転再開の見込みについて「現時点では立っていない」としています。

今後、脱線した車両の状況確認や撤去、線路設備の点検・復旧などが必要になると考えられます。

特に室蘭本線は札幌~函館間を結ぶ重要な路線であり、特急「北斗」だけでなく貨物列車なども走行しています。

運転再開の時期によっては、北海道内の鉄道輸送にもさらに影響が広がる可能性があります。

今後の運行情報に注意

今回の事故は、8月27日に発生した大雨による斜面崩壊と倒木が大きく関係しています。

最後に現場を通過した貨物列車では異常が確認されていなかったことからも、その後の短時間で線路周辺の状況が変化した可能性があります。

現在も室蘭本線では列車の運休が続いているため、札幌・室蘭・函館方面へ鉄道を利用して移動する場合は注意が必要です。

今後、JR北海道から復旧作業の進捗や運転再開の見込みなどが発表されるものと思われます。

最新の運行状況については、JR北海道の公式サイトなどで確認してください。


室蘭本線の運転見合わせ・特急「北斗」の運休など、最新の運行状況についてはこちらの記事で紹介しています。

今後、運転再開について発表があった場合は、この記事でも追記していきます。

リンク:JR北海道「室蘭線 有珠~長和間における列車脱線について」

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