武川駅では貨物線ホームに停車!秩父鉄道2026年10月3日、12系客車を使用した夜行急行「三峰51号」運転

秩父鉄道デキ105電気機関車 秩父鉄道

秩父鉄道で、2026年10月3日(土)から4日(日)にかけて、12系客車を使用した夜行急行「三峰51号」が運転されます。

日本旅行と秩父鉄道が共同で企画する旅行商品で、今回は夕方16時台に熊谷駅を出発。深夜の秩父鉄道を走り、翌朝に熊谷駅へ戻ってくる約13時間の長時間運行となります。

今回の「三峰51号」は、12系客車だけでなく、電気機関車の重連運転や、武川駅での貨物ホームへの停車など、鉄道ファンにとって注目したいポイントが数多く盛り込まれています。

[10/03(土)発]
重連電機牽引 長時間運行客車夜行急行「三峰51号」

パンフレット【PDF】

12系客車を使用した夜行急行「三峰51号」

「三峰51号」は、日本旅行と秩父鉄道の共同企画として運転されます。

使用されるのは、現在では貴重な存在となっている12系客車4両。

「三峰51号」概要

  • 運転日:2026年10月3日(土)・4日(日)
  • 編成・ダイヤ

←(熊谷)                                (羽生)→

EL1号車
スハフ12
2号車
オハ12
3号車
オハ12
4号車
スハフ12
EL
熊谷行田市羽生
16:40発16:54着
17:05発
17:23着

←(三峰口)                                (羽生)→

ELEL1号車
スハフ12
2号車
オハ12
3号車
オハ12
4号車
スハフ12
羽生熊谷石原武川 ※寄居
19:00発運転停車運転停車20:24着
20:48発
21:05着

※ 貨物ホームに停車 ただしホームからは出られません

寄居小前田石原熊谷
21:52発21:59着
22:31発
運転停車23:33着
熊谷秩父三峰口
0:00発1:20着
1:45発
2:14着

←(三峰口)                                (熊谷)→

1号車
スハフ12
2号車
オハ12
3号車
オハ12
4号車
スハフ12
ELEL
三峰口寄居石原熊谷
3:45発4:55着
5:05発
運転停車5:45着

2台の電気機関車による重連・プッシュプル運転が行われる予定です。

今回の「三峰51号」は、2023年以来3年ぶりとなる電気機関車牽引の「三峰号」とされており、普段の秩父鉄道では見ることのできない特別な編成での運転となります。

熊谷駅を16時台に出発

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JR両毛線と接続する熊谷駅

今回の「三峰51号」は、夕方の16時台に熊谷駅を出発するのも特徴です。

予定では、

熊谷 16時40分発

となっており、日没前から夜行列車の旅が始まります。

その後、行田市、羽生方面へ向かい、羽生駅にも入線。

羽生駅からは寄居方面へ進み、武川駅、寄居駅などを経由します。

日本旅行の案内では、今回の運行時間は約13時間となっており、これまでの「三峰号」の中でも過去最長の運行時間となる予定です。

夜行列車というと深夜に出発するイメージがありますが、今回は夕方から乗車できるため、車窓の景色が残る時間帯から夜の秩父鉄道へと移り変わっていく過程も楽しめそうです。

武川駅では貨物線ホームに停車

今回の「三峰51号」で特に注目したいのが、武川駅での運転停車です。

行程表を見ると、「三峰51号」は武川駅に停車する予定となっています。

そして、この停車では通常の旅客ホームではなく、貨物ホームを使用する予定です。

パンフレットには「貨物ホーム(ホームから出られません)」と記載されています。

武川駅周辺は、秩父鉄道の貨物輸送を語るうえでも重要な場所です。

秩父鉄道には武川駅から三ヶ尻駅までを結ぶ貨物線があり、貨物列車が走る鉄道としても知られています。

今回の夜行急行では、その武川駅の貨物ホームに12系客車の夜行列車が停車するという、通常の旅客列車ではなかなか見られない光景が実現します。

なお、貨物ホームではホームから外へ出ることはできません

「駅で自由に降りて撮影できる」という停車ではないため、乗車する場合は旅行会社の案内に従う必要があります。

深夜の三峰口では撮影会と機関車の機回し

列車は夜間に秩父鉄道を走り、深夜には三峰口駅に到着します。

予定では、

三峰口 2時14分着

となっています。

三峰口駅では、夜行急行の到着後に撮影会を実施。

1番線で撮影会を行った後、2番線を使用して電気機関車の機回しも行われる予定です。

さらに、日本旅行の夜行列車企画ではおなじみとなっている**「夜鳴きそば」**も三峰口駅で販売されます。

夜中の駅に12系客車と重連の電気機関車が停車し、機関車の機回しが行われる光景は、今回の旅ならではの楽しみになりそうです。

模擬通票交換も実演

今回の「三峰51号」では、車両だけでなく秩父鉄道の昔ながらの鉄道風景を楽しめる企画も用意されています。

その一つが、模擬通票(タブレット)交換の実演です。

現在の鉄道では見る機会が少なくなった通票閉塞方式の雰囲気を、夜行列車の旅の中で体験できる企画となっています。

12系客車、重連電気機関車、夜間の駅、そして通票交換。

昔の夜行列車を思わせる演出が随所に盛り込まれているのが、今回の「三峰51号」の大きな特徴です。

翌朝は熊谷駅へ

三峰口駅を出発した「三峰51号」は、その後寄居駅などを経由して熊谷駅へ向かいます。

予定では、

三峰口 3時45分発
寄居 4時55分着・5時05分発
熊谷 5時45分着

となっています。

16時台に熊谷を出発し、深夜の三峰口を経由して、翌朝5時45分に熊谷へ戻る行程です。

まさに「夕方から翌朝まで」の夜行列車の旅となります。

全席指定で3つの座席プラン

「三峰51号」は旅行商品として販売され、全席指定席です。

座席は、

  • 1名1席利用プラン
  • 1名2席利用プラン
  • 1名1ボックス占有プラン

が設定されています。

12系客車のボックス席を1人で4席使用するプランも用意されているため、夜行列車の旅をゆったり楽しみたい人には魅力的な選択肢となりそうです。

なお、車両や座席位置の指定はできず、席割りは日本旅行側が行います。

まとめ

2026年10月3日(土)から4日(日)にかけて運転される秩父鉄道の夜行急行「三峰51号」。

今回の列車は、単なる夜行列車ではありません。

12系客車4両、電気機関車2両による重連・プッシュプル運転、武川駅の貨物ホームへの停車、模擬通票交換、深夜の三峰口駅での撮影会と機回し、そして夜鳴きそば。

鉄道の「昔」を感じさせる企画が数多く盛り込まれています。

特に武川駅では、普段の旅客列車ではなかなか見ることのできない貨物ホームに12系客車の夜行列車が停車するという、非常に珍しい光景が見られそうです。

夜行列車が少なくなった現在だからこそ、こうした企画列車は貴重な存在です。

「三峰51号」は2026年10月3日(土)に熊谷駅を出発します。

なお、運行時刻などは今後変更される場合があり、最終的な時刻は出発前に案内される予定です。

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