地方私鉄ならではの“通好み企画”を次々と打ち出している 秩父鉄道。
その中でも、毎回話題になるのが 「マニアックツアー」シリーズです。
今回発表されたのは、その第5弾。
2026年6月20日(土)、かつて秩父鉄道で運転されていた準急列車を再現し、しかも使用車両は元々東京都交通局三田線で走っていた6000系を改造した5000系という、ファン心を分かりすぎている内容となっています。
【5/20(水)10時~受付開始】6/20(土)開催☆秩父鉄道マニアックツアー第5弾「5000系で行く準急秩父行/熊谷行」
秩父鉄道ホームページ
「準急」が主役という、分かる人には分かる企画
現在の秩父鉄道では、列車種別は「普通」と「急行」が中心。
かつて存在した「準急」は、今や時刻表の中から消えた存在です。
今回のツアーでは、その準急をあえて再現。
当時の準急停車駅に実際に停車しながら運行するという、非常にこだわった内容になっています。
単なる団体列車ではなく、
「あの頃の運転形態を、今の時代に体験する」
という、まさに“走る資料”のようなツアーです。
使用車両は5000系 通勤車で味わう非日常
運行に使われるのは、秩父鉄道の5000系。
元・都営地下鉄三田線の6000系を譲り受けた車両で、首都圏の通勤電車らしさを残しつつ、秩父路を走る姿が印象的な形式です。
普段はごく普通に利用できる車両ですが、
- 団体専用
- 準急表示
- 特別ダイヤ
という条件が重なることで、一気に“別物”の雰囲気になります。
「派手な観光列車ではないけれど、だからこそ刺さる」
そんなイベント列車です。
グッズ販売・記念品も“抜かりなし”
車内では、秩父鉄道ならではのグッズ販売も実施。
さらに参加者には、
- 特製弁当
- 秩父鉄道トレインウォーター
- 秩父鉄道線1日フリーきっぷ
- 特別乗車記念証
と、乗るだけで終わらない“記録に残る内容”が用意されています。
撮影・乗車・記念品と、
鉄道ファンが「欲しいもの」を一通りそろえた構成です。
大人限定・少人数制という割り切りも好印象
このツアーは18歳以上限定(高校生を除く)、定員も54名と少なめ。さらに料金も15,000円とこの手の企画としては少し高めとなっています。
未就学児の同伴も不可となっており、
「落ち着いて鉄道を楽しむ大人向け企画」であることがはっきりしています。
にぎやかさよりも、
- 車内放送
- 停車駅
- 走行音
そういった細かい要素をじっくり味わいたい人に向いた内容と言えそうです。
“分かる人だけ来てください”が、逆に魅力
観光客向けの派手な企画ではなく、
あくまで鉄道そのものを楽しむ人向け。
それでも、こうしたツアーが第5弾まで続いているということは、
「確実に需要がある」という証拠でもあります。
秩父鉄道の、「小規模だからこそできる、尖ったイベント企画」
その魅力がよく表れた1日になりそうです。
受付期間は、2026年5月20日(水)10:00~6月14日(日)23:59となっています。下のリンクから申し込みが出来ます。

