JRグループは2026年8月31日、「秋の乗り放題パス」と「秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券」を発売すると発表しました。
「秋の乗り放題パス」は、毎年10月14日の「鉄道の日」に合わせて発売されているきっぷです。
2026年版は、全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席などが連続3日間乗り放題になります。
秋の行楽シーズンに、普通列車を乗り継いで遠くまで旅行したい人には注目のきっぷです。
「秋の乗り放題パス」および
JR西日本ホームページ
「秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券」の発売について
2025年度の「秋の乗り放題パス」は、10月4日(土)~10月19日(日)までの16日間で価格は、大人7,850円・こども3,920円で今年と同様の設定でした。
2026年版「秋の乗り放題パス」の発売期間・利用期間
2026年版の発売期間と利用期間は以下の通りです。
| 項目 | 2026年 |
|---|---|
| 発売期間 | 9月18日(金)~10月16日(金) |
| 利用期間 | 10月3日(土)~10月18日(日) |
| 有効期間 | 利用開始日から連続3日間 |
| 大人 | 7,850円 |
| こども | 3,920円 |
利用開始日は10月3日から10月16日までの間で指定できます。
例えば10月3日に利用を開始した場合は、10月3日・4日・5日の3日間利用できます。
一方、10月16日から利用を開始した場合は、10月16日・17日・18日の3日間が有効です。
価格は大人7,850円、こども3,920円。2026年版も価格は据え置きとなりました。
「秋の乗り放題パス」は、全国のJR線の普通・快速列車などを利用できるきっぷです。
春・夏・冬に発売される「青春18きっぷ」と似ていますが、利用期間や価格、有効日数などに違いがあります。
全国のJR普通・快速列車が乗り放題
「秋の乗り放題パス」で利用できるのは、全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席です。
さらに、JRのBRTとJR西日本宮島フェリーも対象となっています。
BRTでは、
- 気仙沼線BRT
- 大船渡線BRT
- 日田彦山線BRT
も利用できます。
JR西日本宮島フェリーを利用する場合は、別途100円の宮島訪問税が必要です。
なお、「秋の乗り放題パス」は企画乗車券のため、JR西日本の「SUWALOCA」によるチケットレス指定席を利用することはできません。指定席を利用する場合は、利用する列車や区間に応じた指定席券などを購入する必要があります。
「青春18きっぷ」でのSUWALOCA利用についても注意点がありますので、詳しくはこちらの記事で紹介しています。
新幹線や特急列車は利用できないので注意
「秋の乗り放題パス」は非常にお得なきっぷですが、注意したい点があります。
新幹線や特急列車、急行列車には基本的に乗車できません。
また、普通・快速列車のグリーン車指定席なども対象外です。
新幹線や特急列車を利用する場合は、別途、乗車券や特急券などが必要になります。
ただし、JR北海道やJR九州などには、普通列車のみでは移動が難しい区間があるため、特例として特急列車の普通車自由席などを利用できる区間も設定されています。
2026年版でも変更はありません。
- 石勝線 新得~新夕張
- 室蘭本線 東室蘭~室蘭
- 奥羽本線 新青森~青森
- 佐世保線 早岐~佐世保
- 宮崎空港線 宮崎空港~宮崎
が特例の対象です。
ただし、この区間をまたぐ乗車をした場合は、特急列車を利用したすべての区間について運賃・特急料金が必要です。
JR以外の路線も一部利用できる
全国のJR線が基本となる「秋の乗り放題パス」ですが、JR線同士をつなぐために一部の第三セクター線を通過利用できる特例もあります。
2026年版では、
- 青い森鉄道「青森~八戸」(途中下車可能駅:青森駅・野辺地駅・八戸駅)
- あいの風とやま鉄道「富山~倶利伽羅」(途中下車可能駅:富山駅・高岡駅)
- IRいしかわ鉄道「倶利伽羅~津幡」(途中下車可能駅:津幡駅)
- ハピラインふくい「敦賀~越前花堂」(途中下車可能駅:敦賀駅・越前花堂駅)
が対象です。
ただし、第三セクター線に乗車する同じ日に、JR線からJR線へ乗り継ぐための利用に限られるなど条件があります。
例えば、青い森鉄道のこの列車のようにJR線の始発列車より早い時間に設定された列車は利用できません。
途中下車できる駅もJR線に乗り換えをする駅に限定されているため、旅行ルートを作る場合は注意が必要です。
北海道へ行くなら「北海道新幹線オプション券」も
今回も「秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券」が設定されます。
価格は、
大人4,650円、こども2,320円
です。
このオプション券を「秋の乗り放題パス」と組み合わせることで、北海道新幹線の新青森~木古内間と、道南いさりび鉄道の木古内~五稜郭間を片道1回利用できます。
発売期間は9月18日~10月18日、利用期間は10月3日~18日です。
ただし、このオプション券だけでは利用できず、有効な「秋の乗り放題パス」と一緒に利用する必要があります。
まとめ
JRグループから2026年版「秋の乗り放題パス」の発売が発表されました。
利用期間は10月3日(土)~10月18日(日)。
期間中の好きな日から連続3日間、全国のJR線の普通・快速列車などを利用できます。
価格は大人7,850円、こども3,920円です。
秋の紅葉シーズンとも重なるため、普通列車を利用した鉄道旅行を計画している人には便利なきっぷになりそうです。
また、北海道方面へ旅行する場合は「秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券」を組み合わせることもできます。
発売開始は9月18日。
利用を予定している場合は、早めに旅行ルートを考えておくとよさそうです。





